Mountain Walk

08/09/2018

2018年7月、プリンスルートを使って富士登山

2018070314 2018年7月13-14日の2日間を使い、富士山を登ってきた。
登ったルートを、持参したGPSでなぞってみると、鳥の形のようで面白い。
僕が歩いたルートは、一日目はこの鳥のお尻の方から上がって、背中を登り、八合目の山小屋で一泊。二日目は首のところまで上がってから頭をぐるっと時計回りに回って、胸の方から降りてきた。登りは、所謂「プリンスルート」を登り、下りは、富士宮ルートを下りた。其々違った体験をして富士山を楽しむことが出来た。

僕は、今年68歳。過去に2回、富士登山の挑戦を行ってるが、3度目にしてやっと山頂まで行けた。
Dscn4553 最初の時は2013年8月30日(左の写真)、吉田口ルートから登ったが、登る際、既に山頂は傘雲が上空にあった。7合目到着の頃には、高山病の為か、頭痛が酷くなり、登山道を吹く風も強く、天候も不順だったので7合目の山小屋で一泊した。早朝4時頃、山小屋を追い出されたが、山頂は相変わらず傘雲で覆われていた。友人と相談し下山した。その前日、登っている際に見かけた若者2名が、五合目のバス乗り場に居たので、どうしたのかと問うと、山頂の風速があまりにも強いので、8合目で下山させられたとの事だった。この時は早めに下山の判断をして正解だったのかもしれない。


20170909 Dsc_7459 私の2度目の挑戦は昨年の秋(2017/9/9)(左に添付したログ結果と宝永の噴火口の写真)、夜中に登るのは体力的に厳しいからと、朝、登山スタートして、その日のうちに降りる弾丸登山に誘われ、富士宮登山口から登った。
誘ってくれた彼らに遅れないようにと同じペースで頑張った為か、8合目に到着した頃には、膝が痙攣して登り続けるのは無理と思った。それで、僕は山頂まで行くのを断念して、友人たちと別れ、一人先に下山した。宝永の噴火口に立ち寄る元気を取り戻したが、もし、無理をしてもう少し上まで登っていたとしたら、スムーズな下山はできなかったかもしれない。

Img_20180713_102844 今回は、3回目の挑戦である。平日でもあり、時期は7月中旬で、人気の低い富士宮ルートなので、空いている。「富士登山は初めて」の友人と2人で登ったが、友人は健脚でもないし、僕は
高山病になって頭が痛くなったり、気分が悪くなるのも嫌だ。
それで今回の登山では、途中の山小屋(赤岩八合館)で一泊し、焦らず
ゆっくり登って山頂を目指すことにした。このルートの山小屋は少ないので、もしこのルートを歩くのなら、事前に予約しておくのが良さそうだ。
登頂ルートは、僕のこれまでの2回とは違い、富士宮ルートでスタートするが、六合目から宝永の第一噴火口を通り、馬の背を通って、御殿場ルートに合流する、プリンスルートを歩くことにした。

Img_20180713_104400 乗用車を水ヶ塚公園の駐車場に停め、シャトルバスで富士宮口五合目に到着後、レストハウス内の食堂で早めの昼食を摂った。
時刻は11時過ぎ頃だったので、食堂も空いていて、注文してから間もなく食べる事が出来た。僕が注文したのは「デミグラソースハンバーグ定食」。値段は確か@1000円だったように思うが、これは美味しく正解だった!昼食を食べてから出発する方には、お薦めの一品だね。



.
Img_20180713_112232 Photo 食後、ほんの少し休憩し、準備運動のストレッチをしてから、レストハウスを出発した。

山小屋は、8合目の赤岩八合館を選んだ。朝食を摂り、それから山頂を目指すことにした。


事前に収集した情報から、各アクセスポイントの標高値や標準歩行時間をGoogleSpreadsheetでリストにして持っていった。これならスマホで確認することが出来る。このリストには休憩時間は入れなかったが、アクセスポイント間の時間を入れておいたので、標準時間に対する遅れ進みが簡単に把握できたのは便利だった。
下山後、GPS のログデータや、撮影した写真の時刻を確認して、リストに到着した時の時刻を書き入れた。

Img_20180713_114453 Img_20180713_115538 左側の写真が宝永の噴火口へ行く分岐点。
右側の写真は、宝永の噴火口に下りてゆくところ。

富士山での景色は他の山に比べると単調だが、今回選んだルートは、宝永の噴火口を通るので、これまで二回の経験とは少し違った景色の面白さがあった。



.
Img_20180713_125534 Img_20180713_131153 噴火口の底まで行って、登りに変わると、大きな石がゴロゴロしている他のルートとは違って、今度は細かな瓦礫が脚力を落とす。
そんな場所ではあるが・・・テントウムシが居て、疲れを癒してくれた。







.
Img_20180713_131328 Img_20180713_132051 Img_20180713_131841 焦って急いで登って高山病にならないようにと気を付けながら、友人の歩調にも合わせて、
そして登っているという実感を楽しみながら登った。
「馬の背」という場所に着くと、はるか前方に山頂が見えた!



.
Img_20180713_135815 しかし、八合目の赤岩八合館見えていたように思うが・・・、遠くて高い位置にあることを実感する。頑張って歩いてもなかなか山小屋までの距離が縮まらない。
少し後方に居たグループと、最初は一定の距離を保って歩いて居たが、時間の経過と共に、徐々に彼らとの距離が詰まってきて、抜かれてしまう・・・。でも空気が薄い為か、頑張りが効かないので、抜かれた悔しさがいつの間にか消えてしまう。

八合目に近づくと、上の方から「もう少しだ、頑張れ!」という声が聞こえてきた。声援は、自分たちに対するものでは無く、僕たちが馬の背辺りで追い越された、10人ほどの学生たちのグループのものだった。でも元気な掛け声を聞くと、「ヨッシャ!」頑張ろうという気持ちになる。

168236 赤岩八合館は富士山の南東斜面にあるので、沈む夕日は見られないが、誰かが「今しか見られないものが見える!」という言葉を聞き逃さず、山小屋から「影富士」を見る事が出来た。





.
Img_20180714_045528 Img_20180714_051401 夕食は山小屋定番のカレーライス。17時から食事スタートだったが、テーブルも一杯で順番を待って並んでいる人も多く、人波が引くまでしばらく待ってから食べる事にした。

山小屋の中は個室は無く、寝床のスペースは、3層構造のようになっていたので、かなり多くの人が宿泊できそうだった。
僕は、夜中、お腹の痒みで目が覚めたが・・・どうやら寝ている時にダニにお腹をやられてしまったようだ。


Img_20180714_041711 Img_20180714_052003 ご来光は、水平線辺りに雲があり、太陽は綺麗には見えなかったが、山の上方から望む日の出は、良いものだ!
.






Img_20180714_044845 Img_20180714_050422 前日の疲れや、高山病の症状もとれていたので、朝食はお代わりして十分にエネルギーを補給し、この日の山登りに備える事が出来た。
山小屋の中には、皇太子が立ち寄った際の写真が飾られていた。



.
Img_20180714_054933 Img_20180714_072845 山小屋を出発、未だ3時間以上登りが続く・・・後で確かめたら、表に記載したように、休憩時間を入れて、4時間43分もかかっていた。朝食でエネルギーを蓄えた筈なのに、酸素が薄いのが効いて力が出なかった。
また、携帯用酸素ボンベを使ったが、効いているような感じがしなかった・・・

.

Img_20180714_073649Img_20180714_080717 Img_20180714_084938 ようやく、山頂の鳥居が見えた!この時は、遂に到着したと感動した!






.
《装備と所持品》

身に着けるものは、基本的に化学繊維100%のものにすること。綿は乾いている時の着心地は良いが、汗をかいてしまうと乾くのが遅く、体力を消耗する原因になる。

・長袖Tシャツ(化繊100%又は化繊とウール混紡が良いね。僕は、マーモットのAdvanced Wool MJK-F1044A。 殆どの場合、これ1枚で過ごした。)

・パンツ(伸縮性のある少し厚みのある生地がお勧めかな・・・。僕はモンベルのクリフパンツ#1105498 を着た。)

・レインウェア(上・下)念のためノースフェースのゴアテックス製のものを持って行ったが、使わなかった。

・ウインドブレーカージャケット
 僕はTERNUA製のジャケット(#50033005)
を着た。
   ゴアテックスのレインウェアをウインドブレーカと兼用でも良いね

・手袋(岩の角で怪我をしないように・・・、また日焼け止めも兼ねられる)
  僕は面倒だからってしていなかったら、日焼けで酷い事になった。

・サングラス(紫外線からの目の保護)

・登山靴(軽い登山靴が良い。長い下り坂で、足の爪を痛めないようにするため、自分の足の長さより1.5cmぐらい長めがよい。)
 僕が使ったのは、モントレイルのハイキングシューズ シエラバダミッドアウトドライGM2221 27cm。 僕の足は25.5cm 4E超だが、薄めの靴下で足にフィットし、登り下りでも快適だった。

・靴下(靴と合っていれば多少薄くても良いと思う)


・バッグパック
 僕のは、グレゴリーの
Z30(30リットル)

・ゲーター
 僕は登山前日、これが見つからなくて持参するのを断念しました。無くても大丈夫だが・・・あれば靴の中に小砂利が侵入するのを防げるだろうから・・・


・帽子(僕は丸刈りの頭のままで、帽子も被らず登ったが、日除けにもなるしあると良いかもね。)

・手ぬぐい・ハンカチ(汗を拭ったり・・・)

・ヘッドライト
 早朝暗いうちから山頂まで登るためには、絶対必要。また、登山で計画以上に時間が掛かり暗くなった場合には、これが無いと移動できないからね・・・予備の電池も必ず持参する事。

・懐中電灯
  僕は、Amazonで買った WIBERTAの小型LEDライトを持っていった。
  大きさは、直径2.6cm、長さが10cm程度。単三乾電池で作動するが、充電式電池 14500 800mA 3.7V を入れて使うと、とても明るくて便利。光の拡散も調整できる。山小屋で消灯後使うのに便利。 


・水(僕の場合、500ml x 4本。途中の山小屋などでは補給せず下山まで。)


・携帯食・飴など(注意しないと、暑さで溶けてしまうかも・・・)


・ストック(僕は上りでは殆ど使わなかったけれど、下りでは大変役立った。)


・酸素缶(持って行ったが、個人的には効果を感じなかった。)


・山小屋での着替え(汗で身体が濡れていると、眠れないので、持参した方が良い。)

 僕は、登っている時、殆ど汗をかかなかったので、着替えはしなかった。

・薄手のダウンジャケット。山小屋で寝る際、布団はあるが、案外寒いので・・・これがあると重宝すると思う。また山頂で寒いときに重ね着するにも良い。


 僕は登山中のTシャツの上にダウンジャケットを着て、その上にウインドブレーカーを重ねて着て、お布団に包まって寝ました。


・お弁当について

 一日目は、早めの昼食を摂ってから出発し、夕刻には山小屋到着したので、この日の分のお弁当は不要。二日目は、山小屋で朝食を摂ってからスタートし、山頂・お鉢巡りを済ませた後、休憩所で携帯食としていたお菓子を食べてから下山した。それ以降、下山の途中でお弁当を食べる事は無かった。早めの夕食を御胎内温泉健康センター』内のレストランで摂った。僕は、しらす丼を食べた。

・その他

 バンドエイド(靴擦れやちょっとした怪我用に)、
 濡れティッシュ と ティッシュペーパー、
 頭痛薬(高山病で頭が痛くなった時の為に)、
 その他常備薬、
 日焼け止めオイル、車で行くなら「日焼け後のヒリヒリダウン ひんやりジェル」等あると良いと思います。
 携帯用GPS(登山後、ログ記録を見る為)、
 スマートフォン(富士山では殆どの場所で繋がるようです。ただ電池の消耗は早いようなので、通信しない時は機内モードにしておくのが良いかもね。)
 登山で脚が攣ったりする人は、芍薬甘草湯を持参していると良いかもしれません。

・お土産
 富士山頂の神社でしか買えない御朱印を、登る毎に購入するという人が居た。貴重で入手し難いものなので、
そういうお土産も記念に良いかも。

《富士山の天気予報》
僕は、D-dayの10日ほど前から、何時登るかを決めるために、頻繁に天気予報を確認した。富士山は独立峰なので、予報が難しいらしく、1~2日の間にも大きく変化する。それで、下記にある4つの天気予報サイトを見ながら、決行日を決めたが、決行当日になって4~5日前の予報とあまり変わらなかったのは、①だったように思った。
今、残っている断片的な天気予報の記録を追記しておく。

weather2    Local Weather   Fuji Mountain Weather Forecast
    英語表示
  1週間ほど前からの期間について、3時間間隔の気象予報を表示してくれる。
  2週間前でも表示出来るが、6時間間隔になる。
  僕は下記3項目を主にチェック
   ・Precipitation Amount(降水量) → 僕は、2mmを越えると中止と判断している。
                         強行する場合は、1mm以下かな・・・
   ・Weather(天気)
   ・Temp(気温)

   7/10日の 13日の予報は、9:00~15:00 雨時々晴れ 1mm程度
           14日の予報は、9:00~15:00  午前中は0mm晴れ


Yr  Weather forecast Mount Fuji(Japan)

    英語表示
   7/7日の 13日の予報は、9:00~15:00 1.0mm雨
          14日の予報は、9:00~15:00  0mm晴れ

   7/8日の 13日の予報は、9:00~15:00 0mm曇り
          14日の予報は、9:00~15:00  6.1mm晴れ後雨


mountain-forecast.com
  Fuji-san  Weather Forecast, Japan

  英語表示
   6日間前までの予報で、天気図の表示がある。
   AM(午前)、PM(午後)、night(夜間) の予報でしかない。
   標高値と気温の関係が分かる。

てんきとくらす 富士山(富士山山頂 3776m付近)
  直近2日間は、3時間間隔で表示。3日目から8日目までは1日を纏めた表示。
  登山指数 A(登山に適す)、B(風または雨が強く、やや登山に適していません)、C(風又は雨が強く、登山に適していません) で大まかな登山適否を表示。
   7/7日の
13日の予報は、A
          14日の予報は、A

   7/8日の 13日の予報は、C
          14日の予報は、C
   7/10日の 13日の予報は、A
          14日の予報は、B


《登山後の汗を流す立ち寄り温泉》
登山でかいた汗と疲をとるために、立ち寄り温泉へ・・・。僕が行ったのは、『御胎内温泉健康センター』。駐車した水ヶ塚公園駐車場からもそれほど離れていないし、東名高速道路御殿場ICとの中間地点に位置するのでアクセス的にも便利だと思う。料金は平日なら大人@500円。

05/23/2018

大杉谷登山口から大台ヶ原駐車場へ縦走

1 22004年9月の台風21号で大きな被害を受けた三重県大台町の大杉谷登山道の「七ツ釜滝~堂倉滝間の約2.3km区間」は、10年ぶりの2014年に開通して通れるようになった。桃ノ木山の家も、今年(2018年)は4月20日からオープンしている。
先日ブログに登山計画を記載したが、2018年5月16日(水)~17日(木)、大杉谷登山口から大台ヶ原を歩いてきた。事前の11日(金)に、日本気象協会の10日間天気予報で、登山予定の2日間の天候を確認し、必要な予約を全てとった。
既に先日のブログには記載していたと思うが、埼玉県の拙宅を出発して、帰宅するまで実アクセスは、下記のようであった。

アクセスの概要

5月15日 朝、自宅を出発、東京駅八重洲南口 10:00発の高速バス「スーパーライナー55号」で名古屋まで行き(名古屋到着予定時刻は、16:01だが、20分ほど遅れて到着した)、名古屋から16:41発 近鉄線(急行)に乗換し、松阪駅(18:12着)まで移動。
Img_20180515_115444 Img_20180515_115648 Img_20180515_181839
  バスは、名古屋までの途中3回のトイレ休憩(其々10分ほどの休憩時間)があった。
  時間はかかったが、@3000円で名古屋まで行けるのだから・・・


写真左から、乗車したバス(4列座席)。昼食に足柄サービスエリアで購入したお弁当。近鉄松阪駅。


Img_20180515_182051 Img_20180515_182701  駅前のビジネスホテル(僕が使ったのは、エースイン松阪)に宿泊。確かにバスは、ネット情報に有る様に小さく感じたが、全般的には快適に過ごせた。
 ・このホテルでは50歳以上のお客様限定割引プランがあって、シングルルームが@5000円で宿泊できた。ウエルカムドリンクサービスもあり、加えて、カフェテリア方式の朝食を無料で戴ける。
 ・ホテル隣(写真の右側)、南東方向側には、「セブンイレブン松阪駅南店」がある。

 僕は、十分な睡眠がとれないと、翌日の山歩きでは直ぐにバテテしまう。
 松阪駅付近に夜行バスで到着して・・・というプランは成立するが、そのプランは諦めて、登山の前日に現地の近くで宿泊し、十分休養がとれるよう計画した。

Img_20180515_200830 Img_20180515_194919 Img_20180515_195206  この日の夕食は、ホテルから南西方向約40mにある「居酒屋竹の子」で摂った。店の看板には、サラリーマン酒場とも書いてある。酒は翌日の為に控え、カウンター席で軽く食べた。牛肉巻(上の写真(中))は、美味しかった。


5月16日
 朝、ビジネスホテルをチェックアウトし、ホテルの隣にあるコンビニで昼食用のおにぎり・お茶などを購入。松阪駅からJR紀勢本線特急で三瀬谷駅まで行き、
  道の駅おおだいから大杉峡谷登山バス(事前に要予約、@2500円)に乗車して、大杉峡谷登山口まで移動。

Dsc_9663 Dsc_9667 Dsc_9675  松阪駅から三瀬谷までは、JR普通列車でも行けないわけでは無いが、三瀬谷駅に列車が到着する時刻は、10:14であり、登山バスが発車する時刻(10:30)までには、あまり余裕がない。また、駅の改札口から「道の駅おおだい」の駐車場まで少し距離があるため、時間的余裕の持てるJR特急ワイドビュー南紀1号を利用する事にした。(松阪駅発9:16→三瀬谷着9:47、特急券と乗車券で@1230円)

Dsc_9671 Dsc_9675_2 Dsc_9679  道の駅おおだいに登山バスが来たのは、10:10頃だった。
 乗り込むと、乗車用紙のようなものを書かされ、料金@2500円を支払った。
 登山バスが登山口バス停に到着したのは、ほぼ正午近くの11:50頃だった。
 バスは、途中トイレ休憩が1回ある。その場所「大杉谷登山センター」では、警察官も居り、登山センターの従業員から入山届を求められるので、事前に書いて準備しておくのが良い。

Img_20180516_112020 Img_20180516_112030  登山マップは、大杉谷登山センターのホームページにあるものが参考になる。
 詳細な地図は、国土地理院の「ウォッちず」を見て確認するのが良い。僕は、これを印刷して持参した。  




・大杉峡谷登山口から桃ノ木山の家まで約6.5km。休憩時間を含め、僕の脚で4時間2分かかった。
Dsc_9688 Dsc_9705  Dsc_9696大杉峡谷登山口の休憩所で昼食を済ませて、宮川第三発電所(12:12, H=289m)→大日嵓吊橋(12:27)→千訪滝休憩所→猪ヶ淵→平等嵓吊橋(15:03)→桃の木山の家(16:45 到着、ここで宿泊、宿の夕食は、定番のカレーライスとトンカツ。1泊夕食+朝食+お弁当で@10000円)
Dsc_0009 Dsc_0011 Dsc_0017
 お風呂は、木の湯船で、男女別に時間を分けられたが、温かいお湯に入り、汗を流すことが出来た。




Img_20180516_173244 Dsc03461 Dsc_0019左の写真は、夕食のカレーライスとトンカツ。
中の写真は、外から食堂を撮ったもの。
右は朝食。





5月17日
 午前5時半からの朝食を済ませ、山の家で作って貰ったお弁当を持って、6時少し前に桃の木山の家を出発。標準歩行時間で見積もると、12時に日出ヶ岳に到着できれば、大蛇嵓を廻って大台ヶ原駐車場にバス出発時刻までに到着できる。
ラッキーな事に、私の脚でも日出ヶ岳に11時前に到着。お弁当の昼食をとり、大蛇嵓を廻って大台ヶ原駐車場まで約13kmの行程を歩く事ができた。休憩時間を含めて、8時間8分かかった。タフなルートである。
Dsc_0038 Dsc_0051 Dsc_0058 Dsc_0072








Dsc_0086 Dsc_0098 Dsc_0150 Dsc_0241








Dsc_0261 Dsc_0262 Dsc_0268 Dsc_0276








Dsc_0316 Dsc_0323 Dsc_0340 Dsc_0345







  七ツ釜滝(6:19)→隠滝吊橋(7:15)→堂倉吊橋・堂倉滝(7:40)→堂倉避難小屋(8:47)→シャクナゲ坂→シャクナゲ平→日出ヶ岳(H=1695m, 10:46到着、ここで少し早めの昼食。11:11出発)→正木ヶ原・神武天皇碑(12:11)→尾鷲辻→牛石ヶ原(12:12)→大蛇嵓(12:25)→シオカラ谷吊橋(13:10)→大台ヶ原駐車場(H=1590m, 13:45)
Dsc_0416 Dsc_0421 Dsc_0435 Dsc_0476







  大台ヶ原の駐車場から、奈良交通のバス(SUICAカードが使える。@2000円)で近鉄大和上市駅(17:22)まで移動。
  
 近鉄大和上市駅(SUICAカードが使える)から、近鉄吉野線・近鉄橿原線・近鉄奈良線を急行電車で乗り継いで、近鉄奈良駅まで移動。

Img_20180517_201754  近鉄奈良駅周辺で「コインランドリーを探した!」と思って勘違いしていた。奈良駅周辺で歩いて行けそうなコインランドリーは、JR奈良駅に近いところにあり、スマホ片手に奈良駅周辺をうろうろしてしまった。もう少ししっかりと探しておくべきだった。

 JR奈良駅周辺にあるコインランドリー
三条(三条町650)に行き、先ず汚れた登山ウェアを洗濯、次に銭湯「敷島温泉(三条町554)」に行って身体の疲れをとり、高速夜行バスのバスターミナル(20番のりば)の直ぐ傍にある「すき屋近鉄奈良駅前店」で夕食を摂って、

 関東バスの「新宿-奈良・五條線(やまと号)JR奈良駅22:27発(3列席、@5980円)」、近鉄奈良駅側の発車時刻は、22:40発に乗車し、新宿バスタまで移動(車中泊、車内にトイレがあるので、途中の降車は無し)を利用し→埼玉の拙宅へ。

 近鉄奈良駅側のバス停「20番のりば」の傍には、「奈良ラインハウス1F 定期観光バス案内所」があるので、バスの到着時間まで過すことができる。

・3泊4日(内、夜行バス車中1泊)、もう何年も前から行きたいと思っていた場所で、ようやく夢がかなった。タフなルートではあったが、自然が綺麗で、楽しい旅行だった。ヒルの心配をしていたが、晴れの天候が暫く続いていたこともあり、被害に会う事はなかった。また機会があれば、是非行って見たい場所である。
・二日目、一緒に歩いて下さった方には、大変お世話になりました。挫折しそうになった際も歩く元気を貰って、当初の希望通り「大蛇嵓」まで行くことが出来たのは、本当に有り難かった。
ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

PS.登山道通行止め、山小屋の代金について 誤記がありましたので訂正しました。(2018/05/29) 

05/09/2018

計画:大杉谷から大台ヶ原へ

昨年は計画していただけだったが、2018年の今年、梅雨が始まる前にどうしても行きたいので、もう一度計画を練り直してみることにした。

天気は、日本気象協会の『10日間天気予報』から、適当な日程を調べてみた。
この天気情報から、今月(5月)中に行くのなら、13日週かなぁ(20日の週の天気は未だ分からない)。15~18日なら天気は好天で繋がりそうだ。

前回の計画では、夜行バスで熊野辺りへアクセスする事と考えていたが、睡眠不足の状態で山歩きは辛い年齢になってきた。しかも、夜行バスで行くと『道の駅奥伊勢おおだい』に到着する時刻は、午前5時10分頃で、登山バスの出発時刻10:30までどうやって時間を潰すのか・・・仮眠する場所を探すのも難しいかもしれない・・・

そのため、前日、東京から三重県津市までアクセスし、津の駅前のビジネスホテルで一泊し、翌日ゆっくりと三瀬谷へアクセスする計画が、僕の身体の為には良さそうだ。


《検討》

1)先ず、津駅から三瀬谷までのアクセス
 出発 8:46 津より JR紀勢本線 伊勢市行
     9:35 多気 着 乗換
     9:43 多気より JR紀勢本線 新宮行
 到着 10:14 三瀬谷着

 料金 970円

2)次に、大杉峡谷登山バス(エスパール交通)
 時刻表を確認してみた。
 出発日の3日前までに予約しなければならない。

 「ツアー名:登山口行コース」

  『道の駅奥伊勢おおだい』10:30発。
  『奥伊勢フォレストピア』10:45発(予約がない場合は止まりません)
  『大杉谷登山センター』 トイレ休憩 登山届提出
  『大杉峡谷登山口』12:00到着 
    ツアー料金 1名 2,500円 最少催行人数4名より となっている・・・
    4人以下なら決行できないか・・・という心配はある。

3)大杉谷登山口からのコース
1日目: 歩行時間 5時間30分(ヤマレコより)

  大杉谷登山口→宮川第三発電所→大日嵓→千訪滝休憩所→猪ヶ淵→平等嵓→桃の木小屋(1泊:翌日の弁当を注文)

 2日目: 歩行時間 6時間40分(ヤマレコより)

 桃の木小屋→庄野ヶ浜→光滝→堂倉小屋→大台ヶ原山(1695m)→展望台分岐→大台ヶ原駐車場

4)大台ヶ原発 大和上市駅行バス(奈良交通バス)

  最終の定期運行バスは、 15:30 (平日、土休日共)となっている。
  大和上市駅到着予定時間は、 平日 17:21、土休日 17:21

5)大和上市駅周辺で夕食を摂るのは難しいかもしれないので、帰宅ルートから考えて、近鉄奈良駅までアクセスすることにする。

  大和上市駅 17:41発→橿原神宮前で京都行きに乗換→大和西大寺で奈良線に乗換→近鉄奈良駅 19:25着  料金は850円

 ここなら、夕食の食事に困ることは無いだろう。

 夕食の前後、駅の北側に銭湯『大西湯』があるので、汗を流してから、夜行バスで帰宅する計画。


町内の『山好きの友人』を誘ってみようかと思うが、駄目なら一人で決行しよう!

10/02/2017

大清水から尾瀬・燧ケ岳 日帰り登山

Gps2 2017/9/28日23:30、川越駅西口バス停より関越交通の夜行バスを使って、大清水に入り、翌日9月30日に燧ケ岳(柴安嵓、俎嵓、ミノブチ岳)を登ってきた。

天気は、ほぼ予報通りで、写真のように青空も見えて良い天気であった。
燧ヶ岳への登山道は、ぬかるみの多い湿地帯の中を歩いて居るような道で、歩行は決して快適では無かった。僕は、ゴム長靴を履いていたので、足元の泥による汚れは何も気にすることなく歩くことが出来た。


燧ケ岳に登る 3合目を過ぎた辺りで、同じルートを歩いて居る若い女性に出会った。僕は疲れ始めて歩行速度も落ちてきていたので、彼女と雑談をしながら柴安嵓まで一緒に登ることが出来た。連れが居ると、疲れは一時的にでも忘れる事が出来る。彼女は休暇をとって友人と尾瀬に来て、確か長蔵小屋に泊まり、早朝より燧ヶ岳を目指して歩いてきたとのこと。友人は、尾瀬ヶ原を歩きに行ったそうだ。其々、別の尾瀬の楽しみ方をしている!柴安嵓を登った後は、赤田代にある温泉小屋に泊まり、尾瀬を満喫して帰るとの事だった。僕は熊沢田代の景色を見たいので、柴安嵓で記念写真を撮って貰い別れたが、とても感じの良い人だった。

熊沢田代の景色は、私のお気に入りの場所である。ここは、俎嵓側から見ても良いし、2つの池塘の先から振り返って燧ケ岳方向を見ても良い景色だと僕は思っている。今回は草紅葉が綺麗な色を放ち、また2つの池塘は、空の青を映し、綺麗な色の対比を見せてくれた。この場所を撮影した多くの風景写真でも、この日のように池塘が青く見えているものは殆ど無かったのではないかと思った。

熊沢田代を過ぎた登り階段で、急に右足の大腿四頭筋が攣ってしまった。脚を揉み解し、水分を補給して少し休んで、痛みを感じながら速度を落として暫く歩くと、痛みは徐々に引いて行った。しかし、ここから御池に下りるまでは、急で滑りやすい下り勾配が続く・・・。この燧ケ岳の山道の中では、一番嫌いな場所になる。神経を集中させながら慎重に下山した。
濡れていて段差も大きく、小さな岩も多く滑りやすく感じたが、硬めのインソールを中に入れたゴム長靴は、僕が普段使っている硬めのソールの登山靴より滑りにくいと思ったし、28kmも歩いて足に水膨れが出来なかった事には正直驚いた。

御池から七入へ下るところの「ブナ平」は、残念ながら未だ紅葉に至らず・・・紅葉までにはまだしばらく時間がかかりそうに思えた。僕は、緑に囲まれた古道の中を七入バス停に向かって下りたが、途中で急な階段を下りるところがあり、膝がまた攣るのではないかと心配になって、一般道を歩いてしまった。後から考えれば、ゆっくりした速度でも良いから、階段を下りていれば、七入バス停で当初予定通りのバスに乗れた可能性が高いと僕は思っている。

七入バス停への到着時間が、バス停車時刻の3分後になり、約1時間半後のバスを待たざるを得なくなった。何もない「七入バス停」で時間を潰すのは面白く無いので、キリンテ登山口の近くにあるバス停まで歩くことにした。そのバス停の傍には「みやまえ食堂」があるので、早めの夕食を摂ってバスの到着までその場所で待たせて戴こうという計画だ。食堂では、この地方の名物蕎麦「裁ち蕎麦」の大盛りを食べて、会津高原尾瀬口方面行き最終バスに乗った。(この食堂、34年前から開業してきたが、今秋10月24日で営業終了との事。何とも寂しくとても残念である。)

七入で乗車すべきバスに乗り遅れて、帰宅のスタート時刻は、1時間半遅くなったが、
特急電車に乗車できた為、自宅到着は、当初予定に対し30分の遅れとなった。

歩行距離と時間:

 持参した
GarminのGPS eTrex30(現在では旧型、後継機種としてeTrex30xがあるらしい)に依れば、歩いたルート(上記地図上で水色の線で示したルート)の歩行距離は 27.8km、所要時間は11時間30分であった。

 詳細は次のようであった。
Photo




 [04:15]04:07 大清水バス停
     04:51 一ノ瀬休憩所  小休止
     05:25 岩清水
 [06:20]05:54 三平峠
 [06:35]06:13 三平下(尾瀬沼山荘)
      ここでトイレ休憩
     06:41 尾瀬沼ビジターセンター
      ここで、朝食・トイレ休憩  (気温は 2℃)
            07:10 長英新道分岐
            07:44 一合目(h=約1745m、標高値はGPS表示値を使った。下記同様)
            08:01 二合目(h=約1810m)
            08:18 三合目(h=約1890m)
            08:34 四合目(h=約1960m)
            08:45 五合目(h=約2020m)
            08:56 六合目(h=約2085m)

            09:20 ミノブチ岳(h=約2213m)  小休止 約7分間
            09:34 八合目(h=約2235m)
            09:46 九合目(h=約2290m)
 [09:55]09:57 俎嵓(まないたぐら、h=2346m)  小休止 約15分間
 [10:20]10:36 柴安嵓(しばやすぐら、h=2356m)  小休止 約6分間
 [10:45]11:04 俎嵓           小休止 約13分間
 [11:45]12:04 熊沢田代
 [12:25]12:49 広沢田代
 [13:05]13:36 御池(みいけ)
 [14:40]14:59 七入(バス停)
     15:35 みやいり食堂(キリンテ登山口の少し北側に位置)
           七入~みやいり食堂:距離約 2.7km(約36分)

 大清水から御池までのルートは、事前にヤマケイオンラインを使って、コースタイムと登山計画書を作成しておいたので、その時の計画時刻を[ ]内に記載しておく。コースタイム倍率は1.00倍である。七入(バス停)の[ ]内時刻は、私が計画した到着時刻。

帰宅アクセス概要

 みやまえ食堂(2017年10月24日で閉店とのこと)前のキリンテバス停から
16:30頃 バス乗車(
みやまえ食堂前のキリンテバス停定刻より少し遅れていた・・・)
17:50頃 会津高原尾瀬口着
18:11 会津高原尾瀬口発(野岩鉄道特急リバティ会津148号浅草行き 指定席@1600円)
20:41 春日部着
20:45 春日部発(東武アーバンパークライン・大宮行き、8番線より)
21:07 大宮着
21:23 大宮発(JR埼京線通勤快速・川越行き)
21:46 川越着

事前の天気確認:

 僕は、下記の予報を調べて決行した。
 ①「てんきとくらす 燧ケ岳」、「10日間天気予報 尾瀬
 ②weather2"Oze-Tokura"

10月1日(日曜日)、「
ロングウォークちちぶ路」のイベントが計画されており、今年は是非参加したいと思っていたのだが・・・、階段を降りる時に大腿四頭筋だけがまだ少し痛むため、出席を取りやめてこのブログを書いている。
10月2日(月曜日)、脚の筋肉痛はすっかり治まった。

持参した道具など
①靴:ビバホームオリジナルのゴム長靴の中にSuperfeetのインソール(GREEN)を入れた。
②バックパック: Millet SAAS Fee2 30(L)
③上着:長袖Tシャツ、Arc'teryx Gamma LT Jacket、
防寒用薄手のダウンジャケット、
  着替え用:長袖Tシャツx1(使用せず)、登山用靴下x1
(使用せず)
④ズボン:替えなし。
⑤雨具: ゴアテックスの上着のみ持参したが使用せず。
⑥水: 500mlx 4本 ⇒ 使ったのは 2本半
⑦食料: 朝食用として「サンドウィッチ」、昼食用として「おにぎり」x 2個
⑧非常食: アンパンx1、ウイダーinゼリー エネルギーx1、アーモンドチョコレート
⑨ストック: LEKI Quantum
⑩ヘッドライト: Black Diamond ストーム 単4x4 (予備電池:単4x4)
⑪帽子:x1
⑫熊よけ:熊鈴、熊撃退スプレー
⑬カメラ: Nikon D800 & AF-S Nikkor 24-120mm
⑭財布:
⑮ファーストエイドセット: 常備薬、胃腸薬、バンドエイド等
⑯フェースタオル: 1本
⑰サングラス:x1
⑱手袋:x1
⑲GPS: Garmin eTrex30 (地図は、UUD製 Japan Digital Road Map Navigator and Topo 10m for Garmin GPS V5)
⑳トラベル用首枕:x1 (100均ショップ)


《写真》 撮影した写真を下記に、時系列的に並べた。
Dsc_7744 Dsc_7752Dsc_7759 Dsc_7765Dsc_7766 Dsc_7769Dsc_7846 Dsc_7774 Dsc_7780






Dsc_7784 Dsc_7791
 Dsc_7792Dsc_7794






Dsc_7809Dsc_7813Dsc_7815Dsc_7818Dsc_7736Dsc_7738












Dsc_7819 Dsc_7845 Dsc_7854Dsc_7866Dsc_7870Dsc_7881Dsc_7885_stitchDsc_7896Dsc_7903Dsc_7913Dsc_7924Dsc_7927Dsc_7931Dsc_7951Dsc_7971Dsc_7986Dsc_7996Dsc_8000_stitchDsc_7998 Dsc_8009Dsc_8028Dsc_8043Dsc_8045Dsc_8052Dsc_8055Dsc_8086 Dsc_8068Dsc_8077Dsc_8096Dsc_8137Dsc_8153Dsc_8162Dsc_8171Dsc_8175Dsc_8187Dsc_8195Dsc_8205Dsc_8208Dsc_8211Dsc_8214Dsc_8225Dsc_8242Dsc_8271Dsc_8275Dsc_8284 Dsc_8295Img_20170929_162153Img_20170929_155147Img_20170929_163009
























































































《歩行ルートデータ》
「track__29_sep_2017_oze_hiuchi_mountain.gpx」をダウンロード

09/26/2017

燧ケ岳登山と御池古道を歩く計画

2017/9月上旬より、青森の八甲田山を歩く計画を立てて、紅葉のタイミングと天気予報を見ているが、なかなかいいタイミングにならない。

それで、他の場所の天気予報と紅葉の状況を調べてみて、今週、燧ケ岳と御池古道を歩くことにした。

当初、2017/9月29日の関越交通の夜行バスで大清水に入り、翌日9月30日に燧ケ岳を登り、御池古道を歩きたいと思ったが、9/25の夜に夜行バスの予約を調べると、9/29(金曜日)出発の便は、既に満車状態となっていた。

山歩きの日程を前後させた時、天気予報はどうなのかと「http://www.myweather2.com/Hill-and-Mountain/Japan/Oze-Tokura.aspx?sday=3」で調べてみると、当初予定の登山日30日(土)の「尾瀬・戸倉」の天気予報は、細かな雨が降る可能性があり、午前9時頃の雲の量は、8割ほどあるような状況であることが分かった。

それで、上記のツールを使って、当初計画の前日29日(金)の天気予報の状況を調べてみると・・・、雨はほとんど降らず、午前9時頃には晴れ間もあるように表示された。それで早速、28日の夜行バスを予約することにした。

バスを予約した約1時間後、このブログを書くために、「尾瀬・戸倉」の天気予報の状況を再度確認してみた。午前9時の雲の量は90%に近い状況に変わっていた。
天気予報は、他に「てんきとくらす 燧ケ岳」、「10日間天気予報 尾瀬」等でも調べているが、天気は、下り坂なのかもしれない。

バスの切符を買おうか、どうしようか・・・迷う所だ。切符の予約成立条件は、本日中に購入という事なので、本日午後6時頃まで待って、天気の様子をみて見る事にしよう。

駄目なら、10月1日(日曜日)に出発して、月曜日に歩くという事も考えてはみるが・・・1日は、「ロングウォークちちぶ路」のイベントが計画されており、今年は是非参加したいと思っており、月曜日は町のトレーニングジムでの運動があることから・・・どの計画を採用するか、悩ましい。

《その後》
26日(本日)の午後5時半に、天気予報
http://www.myweather2.com/Hill-and-Mountain/Japan/Oze-Tokura.aspx?sday=3を確認してみると、天気はまずまずの状況になったので、近くのコンビニエンスストアでチケットを購入してきた。

歩行予定のルートをGarminのBaseCampで作成してみた。ルートは画面下側より上に向かって描かれたマゼンダ色の線である。
Oshimizuhiuchimtmiikenanairi_routeハイライトは、燧ケ岳登山、熊沢田代・広沢田代、御池古道である。


09/21/2017

計画:大杉谷から大台ヶ原までを縦走したい

NHKアーカイブスで大杉谷から大台ヶ原までの秋のトレッキングを放送していたのを見て、ますます行きたくなった。
大台ヶ原から大杉谷へ下りたいという計画を2013年に立てていながら、未だ実行に移していなかった。それで、NHKの放送内容を参考に、もう一度計画を練り直してみることにした。

具体的な計画を策定するに際して、下記の情報を集める必要がある。
1)JR三瀬谷までどうやってアクセスするか?
  安価な交通手段である夜行バスを使ってアクセスすることが出来るだろうか?
2)道の駅奥伊勢おおだいから大杉谷登山口まで行くバス「大杉渓谷登山バス(予約制)」の発車時刻は、どうなっているか?
3)大台ヶ原の登山可能な日程(入山規制)は?
4)大台ヶ原から自宅までの帰宅スケジュールは、どのようになるか。

《検討》

1)先ず、前記2)の
大杉渓谷登山バスの時刻表を確認してみた。
 「エス・パール交通」が運行している。出発日の3日前までに予約しなければならない。

 「ツアー名:登山口行コース」

  『道の駅奥伊勢おおだい』10:30発。
  『奥伊勢フォレストピア』10:45発(予約がない場合は止まりません)
  『大杉谷登山センター』 トイレ休憩 登山届提出
  『大杉峡谷登山口』12:00到着 
    ツアー料金 1名 2,500円 最少催行人数4名より となっている・・・
    4人以下なら決行できないか・・・

Oosugidani Photo  更に調べてみると、廃止代替路線バスがあるが、「大杉」までしか行かない。
 バス停「大杉」と登山口までの距離は、どの程度なのか?
調べてみると、左図のようになり、徒歩で2時間半かかる。バス停「大杉」到着時刻は11:28なので、これでは登山口到着時刻が午後2時になってしまう。10月中旬、陽があるうちに山小屋に到着するのは到底無理と思われる。

したがって、この計画でJR三瀬谷駅側から大杉谷を目指すのは到底無理かもしれない。
タクシー料金を調べてみよう・・・

 距離的に近いJR船津駅から大杉谷登山口までの距離は、32.2kmあり、車で約1時間半かかるとのGoogleMap結果である。「タクシー料金を調べる」というサイトで料金を検討すると、普通車で約11000円ほどかかることが分かった。これでは、3人ぐらいで組まないと、ちょっと料金の負担が大きい。


2) 4名参加者が集まり、登山バスが運行したと想定すると、JR三瀬谷駅にはどのようにしてアクセスするか・・・

    『道の駅奥伊勢おおだい』10:30発に乗車するためには、JR三瀬谷駅には10時には到着していたい。

  三重県尾鷲行きの夜行バス(片道@7700円、3列独立席)は、紀伊長島(国道422号と県道751号の交差点付近)に停車する(到着予定時間は、午前05:47である)。そのバス停からJR紀伊長島駅までのアクセスは平坦な道を 約1.5km歩けば到着できる。GoogleMapでは、歩行時間は約22分かかるとなっている。
  JR紀伊長島駅発 08:01 ⇒ JR三瀬谷駅着 08:38 となる。(2017/10/11で検討)

 三重県尾鷲行きの夜行バスが紀伊長島の次に停車するのは、尾鷲駅の手前、JR相賀駅の近くにある三重交通海山営業所(到着予定時間は、午前06:07である)である。ここならJRの駅まで約400mの距離の場所になる。駅までは10分とかからないだろう。

  JR相賀駅発
(JR紀勢本線・多気行 07:39 ⇒ JR三瀬谷駅着 08:38 となる。(2017/10/11で検討

三重交通海山営業所で降車する方が、無駄に歩かなくても良いので便利そうだ。

3)大台ヶ原の入山規制
  毎年11月下旬から翌年4月下旬までが冬季閉鎖期間
  大和上市駅~大台ヶ原までの奈良交通バスは、11月23日が最終日
  でも、10月末以降では、きっと紅葉は期待できないだろう。

4)大台ヶ原発 大和上市駅行バス(奈良交通バス)
  最終の定期運行バスは、 15:30 (平日、土休日共)となっている。
  上市駅到着予定時間は、 平日 17:23、土休日 17:21

  奈良か京都まで行き、帰路も夜行バスを使えるだろう。

5)大杉谷での宿泊を調べなければ・・・



大台ヶ原だけ歩くコースについても考えてみると・・・

大台ヶ原で入山許可が不要な「東大台」の紅葉を見に行く案について考えてみる。ビジターセンターから正木峠や大蛇嵓を廻ると約9kmになるらしい。開山期間は例年4月下旬から11月下旬で、冬期は入山できない。

大台ヶ原の紅葉は、例年10月中旬頃になるか・・・

大和上市駅から大台ヶ原までバスで約1時間45分

先ず、関東から奈良駅まで夜行バスでアクセスし、奈良駅から大和上市駅まで近鉄線で行く。あるいは、京都駅で下車して、京都から大和上市駅まで近鉄線でアクセスする。

後者の方が、奈良駅での乗り換え時間を有効に使えるので良さそうだ。

06:06 近鉄京都線急行・橿原神宮前行 @1230
    3番線発(乗車位置:前[4両編成]・前[6両編成]) / 3番線着
07:12 着
07:18 発 橿原神宮前 で近鉄吉野線急行・吉野行へ乗換
    5番線発 / 1番線着
08:04 着 大和上市駅

大台ヶ原 探勝日帰りきっぷがお得らしい 京都駅から(近鉄電車発駅〜大和上市駅までの往復乗車券)+バスのチケット(奈良交通バス上市駅〜大台ヶ原までの往復乗車券)+(大台ヶ原物産店でのポストカード引換券)を入れて(往復)京都駅で購入すると @5,440円 (チケットを其々別々に購入すると、@1230x2+@2000x2=6460円になるので、1000円ほど節約できる)

往路のバス @2000

09:00 発 上市駅
10:51 着 大台ヶ原

大台ヶ原散策モデルコースを歩いて・・・

復路は、

15:30 発 大台ヶ原
17:23 着 上市駅

ここから京都まで戻って、夜行バスで帰宅・・・

09/07/2017

関東から八甲田山と岩手山を歩きに行くプラン

東北の秋の紅葉を見に、八甲田山と岩手山を歩きに行きたいと思い、プランを立ててみることにした。7月の岩木山と八甲田山を歩きに行ったことはあるが、秋は初めてだ・・・

ざっくりとした計画は、
 ①関東から青森駅まで夜行バスで移動し、
 ②青森駅から定期路線バスで
酸ヶ湯温泉まで行き、八甲田山を歩いて、
   酸ヶ湯温泉から青森駅まで戻る。
 ③青森駅から盛岡駅まで高速バスで移動し、岩手山の登山口になるべく近い場所で宿泊。→盛岡駅前周辺で宿泊して、早朝に大更駅まで移動、そこから登山口までタクシー利用。
   とにかく、盛岡駅西側のバス路線は少ないので、タクシーを使うしか手は無さそうだ。
 ④早朝に「焼走りコース」から登り、バス停のある御神坂駐車場の方向に降りる計画を考える。バスに乗れる時間に降りられれば、盛岡駅までバスで行くことが出来る。
  また、網張温泉に降りるという案も考えられるが、歩行距離が少し長くなるので、ゆっくり温泉に浸かる時間は無さそうだ・・・。
 ⑤盛岡駅から夜行バスで帰省する。
 あるいは、盛岡駅で更に一泊して、翌日八幡平を歩くという事もできそうだ。

上記のような計画とし、もう少し細かく時間をチェックしてみよう。

《もう少し具体的な計画》
①関東から青森までの夜行バス
 夜行バス比較ナビ でシートタイプ・価格・到着時間を調べる。以前価格が安価だと思い、4列のシートで東京から青森まで行ったが、隣席の人柄によっても居心地が大きく変わる。僕はその時は殆ど眠れなかったため、岩木山の登山は力が出ずに大変な思いをした。そのため、価格は少し高くても 3列独立シートが良い。しかし、みずうみ2号に乗るためには、青森駅到着時刻は午前7時30分ごろまでには到着していたい。
 夜行バスの青森駅到着時刻は、酸ヶ湯温泉行きのバスの時刻表を確認して、夜行バスを決める必要があるが、僕が見つけることが出来たのは「パンダスカイ 20:30上野駅発⇒青森駅着 06:50」。これは、4列シートしか無いのだ!

②青森駅から酸ヶ湯温泉迄のバス

 青森駅発 酸ヶ湯温泉行バス の時刻表 
  みずうみ2号に乗れるようであれば、青森駅発の時刻は 7:50am で、酸ヶ湯温泉到着時刻は 9:18am である。(平成29年4月10日~平成29年11月12日

 自分が夏に八甲田山を歩いた際の歩行時間を確認してみると、

以下のようになっていた。

07:43 駅前のバス停にJRバスが到着
  途中、かやの茶屋でトイレ休憩
08:53 酸ヶ湯温泉着
09:04 登山開始
09:06 酸ヶ湯薬師前
10:33 仙人岱ヒュッテ分岐
10:35 八甲田清水
10:40 小岳分岐
11:16 鏡沼(かがみぬま)
11:25 大岳山頂
         山頂で8分ほど休憩
11:54 大岳避難小屋
        昼食(約17分休憩) ⇒この時間は多少短縮できるだろう。
13:09 280段の木の階段
        下毛無岱の休憩所で約30分休憩 ⇒この時間も多少短縮できるだろう。
14:37 酸ヶ湯温泉着(登山終了)
16:45 酸ヶ湯温泉発
17:45 新青森駅着
18:03 青森駅着

③酸ヶ湯温泉から青森駅行きのみずうみ5号の時刻表
 確認すると、9/19~11/17の間の酸ヶ湯温泉発時刻は、14:53pmである。これを逃すと、次は約2時間後のバスまで待たねばならない。
14:53pm
酸ヶ湯温泉発のバスに乗車できれば、青森駅着時刻は、16:14pmである。


④青森駅から盛岡行き高速バスに乗車
    バスの出発時刻まで約1時間あるので、駅弁などを購入して、バス内で食事するか・・・
  17:20pm青森駅前発 ⇒ 20:04pm盛岡駅西口着 @3300円

この時刻だと、駅前に宿泊して、大更駅へは
翌日に鉄道で行くのが良さそうだが・・・
(大更(おおぶけ)駅前のビジネスホテル西根(0195-75-1800)


  因みに、大更まで行ける午後8時15分以降の列車は、
  IGRいわて銀河鉄道荒屋新町行き があり 20:40pm
盛岡駅発 ⇒ 21:18pm大更駅着

盛岡駅前の宿泊場所を選べば、・・・ 夕食は少し時間が遅いが、居酒屋でという選択肢も可能だ。
  ・ホテル ジン(シングル @3,704~13,704円/人 )
  ・東横イン盛岡駅前
シングル @5,800円
  ・R&Bホテル盛岡駅前(シングル 凡そ@5,500円)
  ホテルエース盛岡(盛岡駅から徒歩約10分 朝食付き5800円、2017/06/10 ヤマレコより)
  大更駅周辺の宿泊なら、駅前に
  ・ビジネスホテル西根(電話: 0195-75-1800)がある。


⑤盛岡駅から大更(おおぶけ)駅まで

  登山用の昼食等の手配は、前日か当日、盛岡駅で購入すること。
  
大更駅前には、コンビニなどは一切無さそうである。

    5:06am 盛岡駅発IGRいわて銀河鉄道大舘行き ⇒ 5:42am 大更駅着
  6:55am 盛岡駅発IGRいわて銀河鉄道大舘行き ⇒ 7:35am 大更駅着

⑥大更駅から焼走りの登山口まで
  タクシーで約15分

   駅の近くのタクシー会社は、
     西根観光タクシー(株)  電話:
0195-76-3131
     平舘タクシー大更営業所 電話:0195-76-2525

    《参考》滝沢駅→(みたけタクシー Tel:0196-88-1335
)→馬返しキャンプ場:3480円(2017/06/10:ヤマレコより)

⑦登山コース

   タクシーで登山口への到着時刻: 8:00頃と考えて・・・

 ・登り:焼走りコース(ヤマケイオンラインで見積)
    登山口(焼走りの湯)8:00→第2噴出口跡9:30(5分)→ツルハシ10:45→平笠不動避難小屋11:45(10分:昼食)→岩手山(薬師岳)12:35→不動平避難小屋13:05(5分)→御神坂駐車場(バス停)15:20

 もう一つの案は、松川渓谷で一泊し紅葉を見て、その後、八幡平山頂まで足を延ばすという計画を思いついた。
 ・この場合には、
登り:焼走りコース登山口(焼走りの湯)から松川温泉に入るには、距離が長いため、早朝に出発する必要がある。
  
⑧登山後の盛岡駅までのアクセス
  御神坂駐車場(バス停)発 盛岡バスセンター行きは、16:24(最終バス)発
 盛岡駅前到着予定時刻は、17:10着
 
 滝沢相の沢温泉まで歩き温泉で疲れと汗を流せれば・・・と思って調べたけど、閉業(源泉くみ上げポンプの故障のため
平成28年10月1日から休業、12月31日で廃止)しているようです。それならば、登山は休憩時間をもう少しとって・・・

 もし、下記のような計画で 松川温泉側に降りた場合、
《焼走り(07:00)・・・第2噴出口跡(08:30)・・・ツルハシ(09:40)[休憩 5分]・・・平笠不動避難小屋(10:45)[休憩 5分]・・・岩手山(薬師岳)(11:30)[休憩 5分]・・・不動平避難小屋(12:05)[休憩 5分]・・・分岐(12:50)[休憩 5分]・・・大地獄(13:25)・・・切通し(13:40)[休憩 5分]・・・姥倉分岐(14:15)・・・源太ヶ岳登山口(15:55)

 松川温泉発盛岡駅方面行きは、16:20発となっている。あまり余裕は無いが・・・

⑨立ち寄り湯
 1) 盛岡駅南側の雫石川を渡ったところに、「開運の湯」(電話:019-656-4126)という立ち寄り湯がある。その立ち寄り湯から盛岡駅までは、1.6km徒歩出20分ほどの場所である。
 営業時間は、午前10時から夜中の午前0時までのようだ。

 2) 盛岡駅の北東方向に「ながまち梅の湯」がある。こちらは、駅から650mであり、徒歩約10分。ただし、営業時間は21:50まで。

⑩夜行バス出発までの待機場所
 
盛岡駅南口2階の待合室が24時くらいまで空いているらしい。新幹線の改札の手前あたり。元々、ドトールの店舗を兼ねた待合室として作られたので明るくて座席数もあって人も適度にいるとの事。(Yahoo!知恵袋より

 ・盛岡駅から東京方面行きの夜行バスは、金曜日の利用料金が特に高額なので、要注意!
 ・ドリーム盛岡(らくちん)号盛岡駅東口1番22:30発は、
  月~木曜日:@6500円、金曜日:@8500円
  池袋駅東口 5:25着

⑪山の天気予報

  ・八甲田山の(日本気象協会)天気予報
  ・岩手山の(日本気象協会)天気予報
  ・青森市10日間天気予報
  ・盛岡市10日間天気予報

⑫ライブカメラ
  気象庁八甲田山(大川原)のライブカメラ八甲田山(地獄沼)のライブカメラ
  国土交通省 岩手山のリアルタイム情報
  八甲田山、酸ヶ湯温泉ライブカメラ
  青森県の地図と雨雲の様子(雨雲レーダー)
 
⑬紅葉情報
 ・青森県観光情報サイト アプティネットより 平成29年度 青森県内の紅葉情報
 ・八甲田山紅葉情報(八甲田ロープウェイ)
 ・松川渓谷の紅葉情報
 ・八幡平紅葉情報


⑭松川温泉から八幡平頂上まで行けるバスの連絡便
 ・平成29年度『八幡平自然散策バス ~夏号・秋号~』
  秋号(10/1~10/22): 
   松川温泉発 10:33 ⇒ 八幡平頂上着 11:00
   八幡平頂上発 14:50 ⇒ 盛岡駅前着 16:55

   岩手県北バス
定期運行バスの場合
   八幡平頂上発 15:35 ⇒ 茶臼口発 15:45 ⇒ 盛岡駅前着 17:28

  参考コース) 
 レストハウス⇒鏡沼・眼鏡沼⇒頂上⇒ガマ沼・八幡沼展望台⇒源太別⇒見返り峠⇒レストハウス: 所要2時間30分

 2015年9月に僕が歩いた
トレッキングコースは、
八幡平の駐車場(レストハウス)→鏡沼→八幡平山頂→展望台→八万沼→源太森→茶臼山荘→茶臼口バス停 と辿る 山を下るコースである。 pdf版トレッキングマップが八幡平市観光協会のURLから入手できる。 コース距離 5.9km コースタイム 下り 2時間20分 であった。 (この時の僕のブログ記事

10/17/2016

山歩き「千畳敷カールと木曽駒ケ岳」&名勝光前寺庭園

Dsc_4083Dsc_4128Dsc_413720161015







「千畳敷カールの紅葉の写真を撮りたい!」と思い、
友人を誘って、10月14日金曜日の夕刻、彼の乗用車で行ってきた。天気は、天空には雲一つない晴天。しかし残念ながら、千畳敷カールの紅葉は終わっていた。
14日、移動日当日は、中央道で大きな事故があったため、往路は計画を変更して、私の自宅から上信越自動車道を使って行った。

菅の台バスセンターの近くには、夜遅くまで営業しているレストランやコンビニが無いようなので、夕食と買い物は、高速道路上のサービスエリア(姨捨梓川)で済ませた。

梓川サービスエリア(上り:名古屋方面行き)にはファミリーマートがあるので、そこで翌日の朝食と昼食用のお弁当になるものを調達した。僕は朝食用に「ツナトマト&マリボーチーズ」を、昼食用には、2個入りのおむずびを購入した。

Dsc_0466 Dsc_0467菅の台バスセンター大駐車場には、午後10時半頃に入ることが出来た。
車の駐車料金は後払いで、一回600円で
ある。未だ、駐車場内はガラガラに空いていた。僕は助手席を使わせて貰って、寝袋に入り、友人は毛布に包まって、翌朝のバスに間に合うように仮眠をとった。

午前4時頃から辺りが騒々しくなってきて、車が周りを走ったり止める音がしているのを、寝袋の中で感じていた。バスの始発時刻は、昨夜確認していたが、午前7時15分となっていたから、なぜこれほど早い時間から騒々しいのか?・・・と思っていた。

外気温は低く寒い! 私たちのバスの時刻表の確認方法が間違えていたのかと心配になったが、寒いので車外に出てゆきたくない・・・。
5時頃になって、友人も目が覚めたが、あまりにも辺りが騒がしくなってきたので、車からチケット売り場・バス停の方向を見ると、既に10m以上の長さの行列が出来ている。不安になって、寒さをこらえて状況を確認に行った。

一番バスの時刻は、午前7時15分に間違いはないが、バスとロープウェイのチケットをなるべく早く買おうと、午前5時頃から登山者がチケット売り場の前に並び始めているのだ。

Dsc_0470Dsc_0473Dsc_0477この寒い中、2時間近くも外で待機するという気持ちにはなれなかったが、列は少しずつ確実に延びてゆくので、そうも言って居られなくなった。意を決して、登山の支度をして列の最後尾に並ぶことにしたが、その時には、既にバス全長の4倍近くになる列長になっていた。

あれほど早く到着して居ながら、今朝になってぐずぐずしている間に、一番バスには乗れなくなっていた。

予定時刻通り7時15分に一番バスがスタートした。バスは立ち席を作らず乗車者は、安全の為と思うが、全員座席に着席していたので、一台のバスに乗車できる人数には限りがあった。
Dsc_0481幸いにして、バスを待つ乗客があまりに多いので、臨時バスを使って運航してくれたので、僕たちはそれほど長く待つことは無かった。
当初、5時過ぎには一番バスがあって乗れるだろうと思っていた僕たちは、最初から躓き、乗車したバスが「菅の台バスセンター」をスタートした時刻は、午前7時28分であった。

バスは7時56分に「しらび平」に到着した。

Dsc_0483Dsc_0484ロープウェイも定刻運転ではなく、連続運転をしていたので、待ち時間は少なく、8時15分頃には山上の千畳敷駅(2612m)に到着することができた。


.

Photo登山する場合には、「登山届」を出さなくてはいけない。ロープウェイ駅の建物の出口の所に登山届の用紙が置いてあり、大勢の人が記入していた。僕は事前に「Yamakei Online」を使って登山届を作成しておいたので、その場所では友人の年齢と住所を書き加えて、直ぐに提出することが出来た。
このヤマケイオンラインを使えば、コース計画も容易で、登山者の能力に応じて、時間倍率を上げたり下げたりの調節をして計画を作ることが可能になっている。(左の写真は提出した届とほぼ同じ内容の書類の控えである。)

僕は、友人の体力を勘案して、倍率を1.6倍にして、其々のポイントとなる場所で休憩時間を少し取るように計画しておいた。友人は以外にも健脚だったので、スタートが計画(バスの時刻を間違えていたが・・・)より1時間半ほど遅れていたが、ロープウェイの千畳敷駅に戻った時には、予定時刻より10分ほど早く到着して居た。


Dsc_4101Dsc_4128_2千畳敷駅の山側にある駒ヶ岳神社で登山の安全を祈願し、午前8:38頃から歩き始めた。
八丁坂分岐から乗越浄土(2850m)までは、約200mの急な坂道になる。ロープウェイで到着した大勢の登山者が一斉に上り始めるので、登山道を歩く人は、カラフルな登山着を纏った蟻の行列のように見えた。


登山に要した時間

  8:38 千畳敷駅スタート
  8:52 八丁坂分岐
  9:28 乗越浄土(着) ここまで、ロープウェイのHPにあるコースタイムと同じだ
Dsc_4152 Dsc_4161 Dsc_4173
ここで5分ほど休憩して、




.
.
  9:37 宝剣山荘裏側の山道
  9:44 中岳まき道分岐点
  9:54 中岳山頂(着) コースタイムとほぼ同じペース
Dsc_4227 Dsc_4228 Dsc_4230 Dsc_4233






.
  山頂を4~5分散策して

10:07 頂上山荘への分岐点(木曽駒ケ岳上り口)
10:27 駒ヶ岳山頂到着 コースタイムは40分だが、中岳山頂から30分ほどで到着
  山頂で記念写真などを撮り、富士山を眺めながら昼食をとった。
  持参したGPSのログ記録に依れば、山頂での休憩時間は約48分だった。
Dsc_4308 Dsc_4281 Dsc_4326 Dsc_0531






.
11:15 駒ヶ岳山頂を出発
11:28 中岳まき道分岐点(着) 降りるのは12分ほどで・・・
  ここから中岳は登らず、まき道を通って帰る。
Dsc_4332 Dsc_4371 Dsc_4401 Dsc_4418






Dsc_4431 Dsc_4479 Dsc_4502 Dsc_4517






.
11:54 中岳のまき道分岐(往路で通ったところ) 
  約26分で到着。中岳を登るルートと殆ど変わらない。時間がかかったのは、ちょっと危ないルートなので慎重に歩いたのと、景色が良かったので写真撮影に時間を要した為だと思う。
12:04 乗越浄土(着)
12:39 八丁坂分岐(着)
  乗越浄土から 34分ほどで降りてきた。
  散策路をゆっくりと歩いて千畳敷駅まで戻ります。
Dsc_4522 Dsc_4548 Dsc_4560 Dsc_4575






Dsc_4581 Dsc_0575 Dsc_0580 Dsc_4635






.
13:11 千畳敷駅到着

ここでトイレを済ませて、下りのロープウェイを待ちます。10分間隔で運行してくれていたので、それほど待つことは無かった。

13:35 しらび平行き(下り)のロープウェイに乗車
13:50 定期運航のバスに乗車
14:25 菅の台バスセンター到着

千畳敷カールでの紅葉が終わっていたので、僕たちは別の写真を撮ろうと考え、近くにある名勝「光前寺庭園」へ歩いて行くことにした。

歩いて20分ほどで光前寺へ到着。
天台宗別格本山というここ「光前寺本坊」は、なかなか立派なたたずまいのお寺であった。
庭を見るには、@500円の入園料金が必要だったが、庭を見た後お茶を出して下さった。
美しい庭の景色と、おいしいお茶と落雁を戴いて、十分に元がとれた感じ。

Dsc_4674 Dsc_4675 Dsc_4685 Dsc_4687






Dsc_4692 Dsc_4695 Dsc_4699 Dsc_4704






Dsc_4707 Dsc_4714 Dsc_4716 Dsc_4720






Dsc_4724 Dsc_4728 Dsc_4731 Dsc_4732






Dsc_4743 Dsc_4746 Dsc_4752 Dsc_4766







.
.
.
参道の両側の石垣の隙間にはヒカリゴケが植えられていた。ライトで照らしてやると、残光が見える。写真に撮ろうとしたが、三脚を持参していないので、巧く撮影できなかった。


光前寺庭園を見た後、駐車場まで歩いて戻り、この日の疲れをとるべく、車で6分ほど離れたところにある立ち寄り温泉「露天こぶしの湯」(大人@610円)に向かった。料金の支払い時に、菅の台バスセンターのチケット売り場にあった50円割引券を使おうとしたら、60歳以上は510円との事、お得だったのかな・・・。「3,000m級の南アルプス連峰を眺めながら入る
露天風呂」を楽しみにしていたが、露天風呂から見える南アルプスの方角には、雑木林があって南アルプスの山々は隠れていた。しかし丁度東側の空には、明るく丸い月が上ったところだったので、気分は悪くなかった。


《地図》
 +UUD製作所 Japan Digital Road Map Navigator and Topo 10m for Garmin GPS V5

《GPS》
 Garmin Oregon 650

《GPSログデータ》
・今回歩行した際に持参したGPSログデータを下記にアップロードしておく。

 千畳敷カール&駒ヶ岳登山ルート歩行結果
 「senjojiki_and_mtkomagatake_gps_logdata.gpx」をダウンロード

 名勝光前寺庭園(菅の台バスセンターからの散策)
 「kouzenji_gps_logdata.gpx」をダウンロード


《参考》
てんきとくらす 木曽駒ケ岳 (8日間天気予報情報が得られる)

10/08/2016

紅葉が気になる山のライブ映像と天気予報を調べてみた

紅葉が気になる山の天気とライブ映像で、紅葉がどの程度進んでいるかを確認しよう!

この関東から遠く離れた場所にある山となると、計画をスムーズに実行することは出来ないが、関東からの夜行バスで早朝に到着できそうな場所なら、山に限らず、事前に紅葉状態を確認してから計画しても遅くはないかもしれない。
また、天気も同時に調べられると良い・・・

僕が求めるライブ映像は、なかなか見つからない。カメラをいい場所に設置するのは大変な事だから・・・


《Live Camera & てんきとくらす(8日間天気予報)》

Live Camera設置場所Live Camera URLてんきとくらす情報
大雪山旭岳旭岳ロープウェイ姿見駅からのライブカメラ映像 http://www.wakasaresort.com/asahidakeropeway/livecam/index.htm 旭岳の天気
八甲田山ABA社屋内からのライブ映像 http://www.aba-net.com/livecamera/index.html 八甲田山の天気
八幡平八幡平リゾートホテルからのライブカメラ映像 http://www.hachimantai.co.jp/contents/livecamera.html 八幡平の天気
岩手山岩手山ナリヤ沢ライブカメラ映像 http://www2.thr.mlit.go.jp/iwate/bousai/iwatesan/l-nariyasawa.html 岩手山の天気
磐梯山 猪苗代町役場に設置のライブカメラ http://www.town.inawashiro.fukushima.jp/webcam01/webcam01.html 磐梯山の天気
那須・茶臼岳 峠の茶屋駐車場に設置のライブカメラ http://www.town.nasu.lg.jp/hp/page000002400/hpg000002334.htm 那須・茶臼岳の天気
尾瀬ヶ原尾瀬ヶ原ライブカメラ映像 http://www.oze-hiking.com/news/webcam.html 尾瀬の天気
谷川岳ペンション木馬の展望風呂からの映像 http://www.pension-mokuba.com/live.html 谷川岳(オキノ耳)の天気
両神山ライブカメラなし --- 両神山の天気
高尾山山頂付近のライブカメラなし --- 高尾山の天気
瑞牆山ライブカメラなし --- 瑞牆山の天気
乗鞍岳乗鞍高原からの映像 http://www.sizenken.biodic.go.jp/live/view.php?camera_no=85 乗鞍岳の天気
木曽駒ケ岳ホテル千畳敷に設置のライブカメラ映像 https://www.chuo-alps.com/mountain-climbing/live-camera/ 木曽駒ケ岳の天気
仙丈ケ岳仙丈ケ岳ライブカメラの映像 http://203.141.205.183/live/index.html?Language=1&ViewMode=pull 仙丈ケ岳の天気
立山大観峰ライブカメラの映像 http://www.alpen-route.com/live_camera/daikanbou.html 立山の天気
      

先ず、暫定的に書いてみて、もっと調べやすいように考えよう。それに、ここに掲載する場所も、調べて、これから順次増やしていこう!

10/05/2016

木曽駒ケ岳・千畳敷カールの紅葉を見る計画

千畳敷カールの紅葉の写真を撮りたい!
友人を誘って、来週の金曜日の夜から乗用車でアクセスする計画を立ててみた。
自宅から上信越自動車道を使って、片道 約3時間半(休憩含まず)
かかる。前日中に菅の台バスセンター大駐車場に入り、ここで翌朝のバスに間に合うように仮眠をとり、一番バスで「しらび平」にアクセスすることにする。(山の天気は、午後過ぎると一般に悪化してくる。)

菅の台バスセンターには「大駐車場(駐車料金 @600円)」があり、ロープウェイを使う場合、乗用車はここで降りて、連絡バスに乗り換えなければいけない。


《アクセス》
①菅の台バスセンター(発時刻) 5:15、5:45、6:15、6:45・・・ 30分間隔で運転
  Tel 0265-83-3107 (中央アルプス観光)
  

②しらび平(着時刻) 5:45、6:15・・・ ①より30分かかる

③しらび平ロープウェイ(発時刻) 6:00、6:30、7:00、7:30・・・ 30分間隔で運転

 ロープウェイチケットは、ここで往復 @2260円を購入。

 乗車後 7~8分で千畳敷駅まで行ける。

④千畳敷駅
 ここから、まず乗越浄土まで歩く (コース時間 約50分)

⑤次に、
乗越浄土~中岳まで (コース時間 約20分)

⑥中岳~木曽駒ケ岳山頂(2956m)へ (コース時間 約40分)

⑦木曽駒ケ岳~千畳敷駅へ (コース時間 約80分)

⑧千畳敷駅からロープウェイでしらび平へ降りる。
 写真撮影・休憩時間なども考えると、ここまで約4時間半のトレッキングになるだろう。

 混雑する際は、ロープウェイ待ち時間が2時間にもなる事があるらしい。
 (30分間隔で運転?)

《参考》
てんきとくらす 木曽駒ケ岳 (8日間天気予報情報が得られる)
木曽駒ケ岳 10日間天気予報

・ライブカメラ(https://www.chuo-alps.com/mountain-climbing/live-camera/


・登山ルート計画(ヤマケイオンライン


より以前の記事一覧

April 2024
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

Recent Trackbacks

無料ブログはココログ