MacBookPro A1260に Linux Mint 19.1 MATEを Install -1
先ずは、USB Live Linuxを使って、Linux Mint 19.2 MATE 画面を表示するところまで
僕の持っている MacBook Proは、2008年初期の「Model Number : A1260」もので、OSのアップグレードにも限界がきている。またこのOSでは、動きも鈍い。
最近 Linux Mint 19.1を、古い Windowsマシンにインストールしてみて、使い勝手もいいので、MacBook Pro に入れてサクサク動いてくれたらいいなぁと思い、OSの入れ替え作業をやってみることにした。
しかし、MacBook Pro については、その仕様を詳しく知らない。Windowsが動いていたPCなら、インストール作業も簡単に行えたので、同じように出来ると勝手に思い込んでいた。
しかし、簡単にはインストール出来なかった。
《OS入れ替え手順概要》
① 2.5インチ SSD の準備
僕が使ったSSD(左図)は、数年前に購入したもので、容量が 64GB のもの。
右図のようにパーティションは外し、内容はDisk Utilityなどを使って、綺麗に削除しておくとよい(未割り当て状態)
MacBook Pro のHDDは、このSSDと換装する。
HDDとSSDの換装のためには、ミニドライバー(+1.5 と トルクスT6 )が必要になる。
②USBフラッシュドライブの準備
手元にあった Buffalo 16GB を使うことにした。
USBは、予め format (fat32)しておくのが良い。
③USBフラッシュドライブ書込み準備
僕は、Windows10で行ったが、
書き込みソフトとしては、UNetbootin (unetbootin-windows-661.exe)を使った。
ソフトは、ここ(https://unetbootin.github.io/ )からdownloadする。
④USBに入れる LiveLinux
僕は、Linux Mint 19.1 Mate 64-bit を使った。当初、Cinnamon を使って、この Install 作業を進めていたが、
LiveLinuxが使えるようになった段階で、Graphic系の警告メッセージが表示され、Installを終えて、再起動すると、再起動直後にフリーズしてしまう。
ネットでその情報を調べてみると、対策としては軽いMATEにしたほうが良いらしい。
実際、MATEにしたらその表示は無くなった。
Linux Mint 19.1 MATE は、
ここ(https://linuxmint.com/download.php )から download する。
⑤USBにLinux Mint 19.1 MATE を書き込み・UNetbootin を管理者権限で起動し、
・USBをPCに差込む
・書き込みは、ISOイメージがdownload 出来ているので、ディスクイメージの方を使う。
ディスクイメージと書いてある行の右側の「...」ボタンをクリックして、目的のISOイメージを検索して書き加える。
・タイプは、「USB」を選び、ドライブは、USBを差し込んだ際のドライブ記号を選択する。
もしUSBドライブが表示されなかったら、それはUNetbootinの起動よりも先にUSBをPCに差し込んだためかもしれない。
その際は、エクスプローラでUSBドライブを探し、一旦「取り外し」を選んでUSBを外してから、再度PCにUSBを差込むと、表示されると思う。
ディスクイメージの部分の準備が整ったら、「OK」ボタンをクリックして、ISOイメージをUSBに書き込む。
これにはしばらく時間がかかる。
途中( 約51%)で解凍のためらしくフリーズしたかのようになるが、ちょっと我慢して待ってみよう。
USBへの書き込みが終わったら、UNetbootinを終了し、エクスプローラーからドライブを取り外す。
⑥MacBook Proでの作業
USBをMacBook Pro 本体に挿して(USB Hubには刺さないこと)
有線LANケーブルとマウスを繋いでから・・・
「alt/option」キーを指で押したまま、電源ボタンを押す。
⑦《注意》「alt/option」キーは押したまま、
左の画面が表示されるまで待つ。
⑧「EFI Boot」と表示されたアイコンの下にある矢印部分をクリックする。
⑨GNU GRUB version 2.02 EFIモードの起動画面が表示される。
一番上の「*Start Linux Mint 19.1 Cinnamon 64-bit」 を選び、
「e」のキーボタンを押して、EFIモードの編集画面に切り替える。
⑩編集するのは、
linux /casper/vmlinuz file=/cdrom/preseed/ubuntu.seed boot=casper quiet splash --
の行で、
左図のように「splash」と「--」の間に、「nomodeset」 を挿入(書き加え)する。
編集終了後は、下記のようになる。
linux /casper/vmlinuz file=/cdrom/preseed/ubuntu.seed boot=casper quiet splash nomodeset ---
splash と nomedeset の間、および nomedeset と --- の間には、「スペース」が必要です。
⑪修正作業が正しくできたら、
ファンクションキー「F10」を押して、起動・続行します。
このあと、左のLiveLinuxがインストールされるまで、しばらく時間がかかる。
《注意》僕は、ここでUSB書き込みソフトに、UNetbootin を使ったが、このソフトではUFEIモードBootに書き込みが出来ないことが原因で、MacBook Proが再起動出来ないらしい。
やってみた結果、確かに再起動できないので、原因は何か?と調べていると、SSDのUFEIのブートパーティション部分が空になっていた。書き込みソフトを変更するなどして対処する必要がありそうだ・・・
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