« 旧中山道のルート(坂祝駅から京都三条大橋まで) | Main | ビデオカード挿しZ87-PROでオンボードのDisplayportが使いたい »

05/30/2016

旧中山道トレッキング 木曽福島駅から西へ新鵜沼駅まで

 日本気象協会の10日間天気予報を使って、連続4日間歩く地域の天気予報を確認し、雨天ではない日を選んで歩いてきた。歩いたのは、2016年4月22日~25日の4日間。

 スタート地点は、前回の終了地点「JR木曽福島駅」で、今回の終了予定は「美江寺駅」とする計画。
スタート地点までのアクセスは、4月21日の夜、新宿バスタから可児バスターミナル行きの夜行バスで中津川駅まで行き、そこからJRで木曽福島駅まで行った。

 Garmin eTrex30 を持って歩いたので、そのログ記録によれば、
トレッキング初日の22日は、10時間39分歩いて距離は47.6km。
2日目の23日は、8時間02分歩いて距離は28.7km。
3日目の24日は、11時間13分歩いて距離は47.4km。
4日目の25日は、予定の全行程は歩かず、2時間27分歩いて距離は10.8kmであった。

最終日の距離が短いのは、3日目終了の時点で足に大きな豆をつくってしまい、4日目の歩行を無理せず途中で諦めた事による。4日間の総距離は134.5kmだった。
3日目の歩行では、距離も長かったが、途中石畳の坂道が多く、足に無理な力を入れたのではないかと思う。

 前回のトレッキングでは、2日目で足の指周りに何個も豆をつくり、またそれを歩行中に潰してしまった。今回は左右くるぶしの下のかかと辺りに大きな豆を作ってしまったが、足の指には豆はできなかった。靴をランニングシューズとし、5本指の靴下の上に通常の厚みの靴下を重ねて履いたことで、歩行時の足の指へのショック等は大きく軽減されたものと思う。次回は、今回の経験を生かして、豆ができてしまった部分にはテーピングを施してから歩きたいと思う。


 中津川駅に到着したが、JRの列車の始発時刻までには、約1時間あるので、私は駅の近くにあるコンビニで朝食を買い、コンビニ内の休憩エリアで朝食をとり、駅の待合室に行った。
 待合室では、夜行バスで私のひとつ前の席に座っていた女性が朝食中で、話をすると、昨年浅田次郎の「一路」を読んで、中山道を歩こうと思い立った人だった。73歳の彼女は、既に幾つかの宿場間を一人で歩いていたので、私が木曽福島駅に着くまで、車内では歩いた時の経験談や車窓からの素晴らしい景色の話題を歓談することができた。
 
木曽福島駅までの車窓からの景色は、早朝まで小雨が降っていた影響で、雲が山々の中腹にまだ残っていて、素晴らしい景色だった。

 地図の話になった際に、彼女が持参していたロール紙にした地図を見せて貰った。彼女は、中山道の書籍を図書館で借り、そこに描かれているルートを描きうつしていた。図書は借りられる期間が短いので、「2週間という短い期間で描き写した」「作業に熱中して午前2時ごろになることもあった」とのことだった。書き写していた紙は、濡れた時の耐久性等を考慮して、和紙を2枚重ねにして貼り合わせ、3本のロールに全行程を描き留めていた。
この年齢で週3日間ほどの仕事を持ちながら、こうしたことを熱ぽく話している彼女を見ると、その年齢より若々しく思った。

 頑張って描きうつした地図も、実際に歩いてみると周囲の状況が変わっていることが多く、戸惑う事もあったと言っていたが、確かにそういう場所は多々あり、そのような話をしていると瞬く間に時間が過ぎていった。

 僕も、木曽福島駅から妻籠宿までの地図は、ネットから手書きの詳細なものを入手し、これを印刷しつなぎ合わせ、ロール状にして持っていた。しかし、木曽福島駅を出発して直ぐに、道に迷う結果になった。やはり、それでも分かり難かったからだと思う。

 Y字路や交叉点を通るたびに、道案内が何処にあるかと探して歩いたが、置かれていない所もあるため、勝手に無いと判断して歩いたところもある。そのため何か所かは、道案内を見逃したり、ルートから外れてしまう事があった。

 「事前に歩くルートを正確な地図上に登録し、自分の位置をその地図の上に表示できたら・・・」という思いが強くなった。

 帰宅後、上記のことを何とか実現できないかと調べた結果、Googleマイマップを使うという案が生まれた。これが数日前のブログに書いた内容になる。

 これまで歩いてきた場所を振り返って、「地図のルート上では、どうなっていたのか」と、GPSのログデータと見比べながらチェックしてみた。ところが、Garminに入れてある地図もGoogleMapsも、高精細レベルとは言うものの、それほど細かくはなく、GPSは山の影響で位置座標が変化する事があるため、山中の草道などを含めた全ての場所となると、その正確なルート把握はできなかった。

 GoogleMapsでは、ストリートビューが威力を発揮してくれて、それが見られる場所では、道路標識もかなりチェックすることができた。山道が少ない次回のトレッキングルートでは、マイマップに作ったマーカー地図が、正確な歩行に効果を発揮してくれるものと期待している。
 
 スマホは、GPSの捕捉は問題ないと思われるが、地図の表示は電話通信を使って表示するため、通信状態が悪い場所では、この方法でも道に迷ってしまう。GPS 衛星からの電波のみで自分の位置が分かる Garmin の GPSの中に、ルートを入れて持ち運びたい。その方法を模索してみた。

 GoogleMaps のエクスポートデータは、KML方式であり、Garmin 製 GPS が読み取れるのはGPXとKML方式となっている。GoogleMapsでルートを作成してからKMLで出力(ダウンロード)しないと、マーカーだけのデータでは、Garmin BaseCampで読み込むとマーカーだらけの地図になって、なお且つ私の作成したGoogleスプレッドデータで「ランドマーク」に記載した文字が BaseCamp 地図上に表示されてしまうので、極めて見難いものになってしまう。

 GoogleMapsでルートを作成して、そのデータをKMLでPCへダウンロードし、Garmin の BaseCampで読み込むと、綺麗なトラックデータ図を描くことができた。この地図上のデータをマウスで右クリックし「選択したトラックからルートデータを作成する」を選んで実行すれば、ルートになるので、これを「ツール」の中の「ポイントの移動」「挿入」「削除」などを使って細かな調整をすれば、GPSの中で使えるルートになる。坂祝から京都三条大橋までのルートは、既に公表済みであるが、これを使って歩いてみて、問題点が明らかになれば、補正したいと思う。

 なお、Googleマップで作ったランドマークの地図は、
もう少し内容を整備してから、中山道を歩きたい人のために公開したいと思っている。

 妻籠宿に入った頃、カメラのメモリーが「Full」という表示を示した。旅行に出る際には、カメラに入れるメモリーはいつもフルに使えるようにしていたし、過去に大量に撮影した時でさえ、メモリーが「Full」になることなど無かった。しかし、旅行初日でこのような状況になるとは、想定していなかったので、やむなく、それまでに撮影した写真の中から出来の悪いものを選んで削除しながら、宿に着くまでの間、撮影が続けられるようにした。

 旅行中は、メモリーの使用状況を確認する手立てがないので、宿でも複数撮りした写真の中で、出来の悪いものを消去する写真選びをするしか手がなかった。また、連射機能も止めて、1枚撮りとした。

 帰宅してからCFの使用容量などを確認してみると、記憶容量は大量に空きがある。多分、カメラ側にメモリーの最大容量が正しく認識されなかったのだろう。CFのフォーマットの手順を旅行中は忘れていて
CFをFormatしたくても実行することができなかった。スマホの中に確かマニュアルを保存していたが、その時は気が動転してその事を忘れていた。これも、帰宅後マニュアルを読み直して、あっけなく問題解決した。

Dsc_979622日は、大妻籠の民宿かめやま(写真左:0264-57-3187)にお世話になった。上記に書いたような事があり、また妻籠からのルートで迷ったこともあって、宿に到着したのは午後5時15分ごろになった。お風呂の準備をして頂いてあったので、直ぐにお風呂に入ることができた。
湯船の蓋を開けて「びっくり!」した。「お湯が湯船一杯まで張られている!」 「こんなにもてなして戴いて、悪いなぁ~」と思いながらも、お風呂の中でくつろがせていただいた。


Dsc_0170_1 直ぐに夕食も食べられるように準備してくださったので、とても嬉しい気分になった。宿の女将と話をすると、常連さんが何人かいるそうだ。その日は、私以外の宿泊者は居なかったので、食事後は部屋で連射した写真の中から良いものだけを残して撮影状態の悪い写真を削除する作業を1時間ほど行った。



静かな環境の中で、朝までぐっすり眠ることができ、朝食もおいしく食べられた。戴いた水がおいしくて、何杯も飲んだ。宿を出発する際には、空になっていたペットボトル2本にその水を入れて頂き、旅の途中でのおやつにとバナナを渡してくれたが、水とバナナは大変ありがたいお土産だった。

Dsc_9883 Dsc_9993 23日は、大妻籠を出発し、馬籠・落合宿を通るルートである。落合宿は坂道のアップダウンが多く、晴れて気温が高かった影響もあるが、体力を消耗する行程だった。疲れてうつむき加減で歩くと、木曽路の中山道の道は、特別な色目の舗装(道路に桜の花弁が落ちているような雰囲気の舗装)をしてあって、ルート確認が容易にできるように配慮されていた。
宿は、恵那駅から近い場所にある「ホテルミチ」を選んだ。直ぐ傍に大きなショッピングセンターがあるので、お弁当を購入したりするに便利だった。ホテルは清潔感があって部屋も広かった。WiFiも使える。掛け布団が少し重くて、寝苦しかったのと、ウォッシュレットで無かったのは残念だった。

24日は、恵那から美濃加茂まで歩き、ルートインに宿泊した。部屋は広くて浴槽も大きくくつろぐことができた。ホテルで靴下を脱いで驚いた!大きな水膨れが何時もとは違う場所「くるぶしの下、踵の近く」に出来ていた。それも両足共。シャワーの後、大きな豆の上から殺菌用の軟膏を塗り、ガーゼを当ててテーピングした。豆が消えるまでは10日以上かかったような気がするが、それまでの間「足の豆」は潰れなかった。

25日は、出来てしまった豆で足が痛むので、その日の当初の目的地まで行くことは諦めて、名古屋へのアクセスに便利な鵜沼まで歩くことにした。僕は鵜沼峠のルート表示がある辺りでは道路の右側を歩いていた為に、その表示を見落としてしまい、鵜沼峠を通らず鵜沼駅へ向かうことになった。後のトレッキングでは、道路の左側を通って、道路標識に注意を払っていると、「中山道」の標識があり、うぬま峠へのルートを導いてくれた。

《トレッキングの記録》 持参したGarmin eTrex30 のログデータより

13072904_972378326178016_7580945230日付、歩行距離、所要時間は、

4/22:47.6km(10:39:39)
        平均歩行速度 4.5km/h
4/23:28.7km(08:02:37)
    平均歩行速度 3.6km/h
4/24:47.4km(11:13:07)
    平均歩行速度 4.2km/h
4/25:10.3km(02:27:03)
    平均歩行速度 4.4km/h
(平均歩行時間は、休憩時間を除いた時間から算出したもの(GPSのログデータより引用))

《写真集》 撮影した写真の中から、自分のお気に入りの何枚かを選んでここに貼りつけておく。
Dsc_9082 Dsc_9116 Dsc_9196 Dsc_9372


Dsc_9450 Dsc_9468 Dsc_9504 Dsc_9511

Dsc_9589 Dsc_9650 Dsc_9780 Dsc_9788

Dsc_97882 Dsc_9790 Dsc_9803 Dsc_9826

Dsc_9841 Dsc_9854 Dsc_9858 Dsc_9862

Dsc_9866 Dsc_9868 Dsc_9869

Dsc_9884 Dsc_9894 Dsc_9900

Dsc_9946 Dsc_9947 Dsc_9948

Dsc_9963 Dsc_9967 Dsc_9976 Dsc_99792

Dsc_10005 Dsc_10011 Dsc_10027

Dsc_100462 Dsc_10071

Dsc_101272

 

Dsc_10110

Dsc_101382 Dsc_10166 Dsc_10187 Dsc_10277

« 旧中山道のルート(坂祝駅から京都三条大橋まで) | Main | ビデオカード挿しZ87-PROでオンボードのDisplayportが使いたい »

Field Walk」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/540128/63559979

Listed below are links to weblogs that reference 旧中山道トレッキング 木曽福島駅から西へ新鵜沼駅まで:

« 旧中山道のルート(坂祝駅から京都三条大橋まで) | Main | ビデオカード挿しZ87-PROでオンボードのDisplayportが使いたい »

December 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

Recent Trackbacks

無料ブログはココログ