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07/16/2015

岩木山と八甲田山を歩く

Dsc_0304Dsc_0633(2015年)7月6日~7日、青森県にある岩木山と八甲田山を歩いてきた。
 7月3日「てんきとくらす」で天気予報を調べると、 7月5日から 8日まで 天気が良い事がわかり、急遽、登ってこようと決意した。

 今回、上野から青森までは、夜行バスを使ってアクセスした。バスは、4座席のタイプで、僕の隣の窓際に座った同輩の男性が、腕組みした状態で、またこちらに寄りかかり気味で寝ているものだから、僕は殆ど眠ることが出来なかった。周りを気遣わないこういう人が隣席では、気分が悪くなる。値段は高くても 3列シートにすべきだった・・・。

Dsc_0216Dsc_0222Dsc_0224Dsc_0226  早朝にバスは、弘前BTに到着。朝食は・・・と探すと、弘前駅にサンクスがあり、そこでお弁当を買う事が出来る。朝食をとり、弘前BTまで戻って、岩木山神社までバスでアクセスし、岩木山の山頂を目指した。
 登山ルートは、岩木山神社脇に登山口がある『百沢登山道』に沿って登ることにしていた。しかし、一眼レフのカメラやGPSを含め、荷物全体で約15kgあったこと、昨夜のバスで睡眠が十分とれなかったこともあるのか、歩き始めから身体が少し重く、身体は熱く感じ汗を大量にかく。また登山道は延々と上り坂が続くので、疲労が蓄積し、脚が痙攣しかかって、思いの外時間がかかった。弘前駅まで戻ることを考えれば、登山に不要な荷物となるものは、駅のコインロッカーに預けるべきだった。

Dsc_0237 Dsc_0240 Dsc_0242  岩木山神社の正面鳥居を 8:06にスタートし、岩木神社の参道を通って、境内の一番奥から左に折れると、山道が始まる。




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 焼止小屋までは、休憩時間を入れて、2時間23分かかった。小屋を過ぎると木立の葉を大粒の雨が叩くような、激しい水の音が聞こえてきた。少し歩くと雪渓の端になった。たすき掛けして持っていた一眼デジカメは、雪渓を登る際に邪魔になるだけで無く、カメラ自体を壊すかもしれないと思い、バックパックの中に収納した。

 焼止小屋を過ぎると、大沢になるが残雪がまだ相当な量あった。このような大きな雪渓を登る経験が殆どない私は、残雪が薄くブリッジになったその下をほとばしる水の流れを見て、その上を歩行中に、自分がその中に落下しはしないかと不安を感じて、『この雪渓をクリアするのは、自分の今の体力と技術では無理かもしれないので、今日は山頂まで行くのは諦めよう』と思い、ルートを少し戻りかけた。しかし、軽アイゼンも付けず、ストックも無い状態で登ってきた数人の人と話すと、彼らは「結構頑丈に固まっているし、中に落ちても浅いから大丈夫でしょう・・・」「ここまで着たからには、上まで登りますよ!」と言って、力強く登って行った。また、ドイツ人の2人の若者は、運動靴で木の枝をストック代わりにして登っていった。  僕は、『軽アイゼンを付け、ストックもある。彼らの登り方を見て頑張ってみよう』と自分自身を奮い立たせた。
Dsc_0288 Dsc_0280  僕は、先の人が登った足跡の上に沿って登ったが、脚が痙攣しそうな状況になって、途中何度も休憩をとりながらでないと登り切れなかった。芍薬甘草湯を持参していたので、雪渓の途中で飲用したが、あまり効いた感じはしなかった。
 苦労して登った雪渓の状況を、帰宅後、持参したGPSのログデータで調べてみると、雪渓は 標高1120m~1390m付近まであり、僕はこの間を登るのに1時間5分ほどかかっていた。移動時間だけでみると20分であるが、停止時間は45分もあった。雪渓の上端部に差し掛かって、雪渓の下で私を追い抜いて先に登られた女性が、新設にも気遣い、応援の声をかけてくれた。

Dsc_0283  雪渓を登り切ったところの
種蒔苗代(標高1450m)で、僕は約28分休憩した。傍には池があり、そこから見える弘前郊外の景色もなかなか良かったが、仰ぎ見る岩木山山頂は、自分の体調からすれば、過酷に見えた。池から「リフトのりば」に行くにも、もう少し登らなくてはいけない。僕は「リフトのりば」へ行こうと思って、ようやく分岐点辺りまで登ったが、そこで、先に登られた人と話す機会があり、「20分ぐらいで登れますよ。こんなに良い天気は先ず無いし、海も見える!ここまできたのだから登られたら・・・」とアドバイスを受けた。山頂を極めたら、最後はリフトで降りることにして、思うよう動かない脚で登り始めた。(この分岐点は、標高1492mぐらいにあって、130mほどの標高差のある岩場を登って山頂に到着となる。僕は、ここを登り切るのに 32分ほどかかった。山頂到着時刻は、13:52だった。

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 山頂から自衛隊員の20人ほどのグループが降りてきて、リフトの方に降りていった。また、リフトを使って小学生の高学年の20~30人のグループが教師に先導されて上がってきた。彼らは分岐点でしばらくの間集まっていたので、僕は彼らと混じり、また彼らに煩わされること無く山頂に到着することが出来た。僕が山頂に到着すると、小学生の先頭集団が追いついてきた。彼らはバックパックの中からリコーダを出すと、皆で演奏を始めた。引率の先生は「皆は、青森で一番高い山に登ったんだぞ!よく頑張った!」って褒めていた。きっと彼らの自信にもなるだろう。

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Dsc_0327Dsc_0335Dsc_0377Dsc_0384  山頂でカメラを取り出し、写真を撮影して15分ほど休み、リフトの方に下山した。長時間の下りは登りの時より筋肉を使い、痙攣する危険性が高いので、今回、僕は迷わずリフトを使う事にした。
 山頂からリフトのりば迄は、約760m、ゆっくりと焦らず降りた。ログ記録では、経過時間 48分、 移動時間 22分、 停止時間 26分だった。
Dsc_0401Dsc_0402  約9分間のリフトからの眺めを楽しんだ。リフトを降りた先には登山道があった。岳温泉までは、未だかなりの標高差が残っている。リフトのお兄さんに、バスなどの運行を訪ねると、スカイライン八合目からバスがある。僕は、バスを乗り継いで「嶽(岳)温泉」まで降りることにし
た。バスの時刻を調べると、13:45の次は15:45(最終)となっており、私より先に降りた人たちも、休憩所でバス待ちをしていた。

 岩木山スカイライン八合目休憩所の前から15:45発のバスに乗り、岳温泉まで降りて、此処でバスを乗り継ぎ弘前駅まで戻り、その日宿泊する青森までJRで移動した。
 APAホテル青森駅東には、コインランドリーがあり、汗で濡れた衣類を洗濯する事が出来たが、乾かすには1コイン(100円)20分では不十分であった。
Dsc_0380Dsc_0381Dsc_0382Dsc_0387  洗濯を終え、ホテルのフロントで近くにある居酒屋『味菜や きはら』を教えて貰い、夕食をとった。最初に教えて貰った店は、満席状態で、既に大人数のグループ客がおり、料理の待ち時間が長くかかるとの事から、ホテルのある交差点の斜め向かいにある居酒屋に行くことにした。その日の店は客が少なかったが、ご主人といろいろ話をしながら旨いビールを飲み、地魚の刺身盛りなどを食うことができ、とても居心地が良かった。

その夜はいつもより早めに就寝し、ぐっすりと眠ることが出来た。
Dsc_0390  ホテルで朝食(バイキング式)をとり、チェックアウトして、駅前に到着すると、バス停の前には、既に長蛇の列が出来ていて、1台のバスで乗り切れるだろうかと心配したが、バス停に着いたのは補助席も使える大型の観光バスだったので、全員が乗ることが出来た。バスに乗り込んで、同年配の人の隣の空き座席に座ることが出来た。

 隣に座っていた男性は、私より 7歳年上の先輩で、バスの中で旅の会話を楽しむことが出来た。彼が八甲田山を何度も登られているという話を伺い、僕は当初計画していたロープウェイを使うルートを変更して、彼と一緒に登らせて貰った。
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 山を登るペースや休憩のペースも殆ど同じだったので、撮影ポイントなどを教わり、雑談をしながら登ることが出来、とても楽しい登山になった。前日の岩木山では、高度の低い所では周りが樹木で覆われ、雪渓に入って周りは開けたものの、神経を集中して登るのが精一杯だった。こうして、雑談しながら、変化に富んだ周りの景色を見ながら歩くのはとても楽しかった。

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ここで昼食!
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Dsc_0820 Dsc_0830 Dsc_0840Dsc_0845ここから280段の木の階段がはじまる。


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 私は、帰りのバスに乗車する前に酸ヶ湯温泉に入りたかったが、彼は温泉に入るより、途中の毛無岱の休憩
所で山の雰囲気を堪能したかったので、酸ヶ湯温泉バス停で再開することを約束して、このルートの最後の部分は別々に歩くことになった。 酸ヶ湯温泉では、汗を石けんで洗い流す洗い場が無く、ちょっとがっかりした。私は入湯料600円を支払い、男女混浴千人風呂のみに入ったが、複数の温泉に入れるように1000円支払えば良かった・・・。 

Dsc_0410 バスの到着を待つ間、時間をもてあまし気味だったので、温泉に併設されている蕎麦屋で酸ヶ湯源泉卵蕎麦を食した。 温泉卵は硫黄臭さなどなく、温泉で食べている蕎麦という雰囲気も感じられなかったが、小腹も空いていた為か、美味しく戴くことができた。

 帰りのバスの到着時刻が近づいていた頃に、また先輩と会うことが出来、新青森駅まで、彼と歓談することが出来た。

Dsc_0422Dsc_0431 青森に到着し、夕食は、夜行バスに乗車する前に、前日に行った居酒屋をまた訪ねた。
この日のビールもまた旨かった!その日の居酒屋『味菜や きはら』は、あいにく客が多くて、
前日のように主人と話すことは殆ど出来なかったが、カウンターの隣席のサラリーマン氏と歓談でき、楽しい時間を過ごせた。
 彼は、郡山からの出張者で、「
青森に来るたび、居酒屋を一軒一軒飲み歩いていたが、最後この居酒屋に嵌まったんだ」と言って、キープしてある焼酎を「店のおまかせ料理」を肴に飲んでいた。カウンターで飲んでいると、入口からのぞき込んで「マスター・・・一人だけど空いてます?」って女性客が来たり、また男性客が同じようにして入ってきたりした。隣の席のサラリーマン氏は、此処はTV等でも紹介された店だと言っていたが、私は初めて入って「ビンゴーを引き当てた!」と嬉しくなってしまった。バスの発車時刻の20分ほど前に席を離れたが、名残惜しかった。
 帰りの夜行バスは空いていて、
隣席も後席も人は居なかったので、往路よりは眠ることができた。
 東北での山歩きは、混んでいないし、山歩きが終わった後のオフも楽しい! 秋に紅葉を見に、又行きたくなった!

《岩木山 登山ログデータ》
20150706_2 このログデータは、私が睡眠不足で少し疲れていたし、バックパックの荷物も多かったこと、雪渓を登るのにかなりの時間を要したことから、あまり参考にならないだろうと思うが、自分のメモとしての意味も有り記載しておく。
 マゼンダ色は、当初計画のルートで、深緑色は、実際に歩いたルートである。




07:52 岩木山神社バス停到着
    ここで登山準備をして岩木山神社に向かう(鳥居の外にトイレがある)
    バス通りに沿って進むと鳥居がある。
08:06 岩木山神社鳥居
08:12 岩木山神社 岩木山登山口 (ここで登山届けを提出)
08:31 リフトのりば
08:42 七曲

09:04 カラスの休場
09:11 鼻コクリ
09:24 姥石
10:29 焼止小屋前
10:38 大沢の雪渓
         ここで、雪渓を100mほどを行ったり来たりして、どうしようかと迷ってしまった。
     バス停で先行された人が、追いついてこられた(多分、私とは別の山道を通られたらしい)
     雪渓は 1120m~1390m付近まであった。
    この間、1:05かかってしまった。(移動時間20分、停止時間45分)
12:43 種蒔苗代
         ここで28分ほど休憩した
13:52 山頂到着
    ここで約15分休憩
14:55 リフト山頂側のりば

15:05 8合目ターミナル休憩所
15:45 ターミナル休憩所前 シャトルバス発
    津軽岩木スカイラインを通ってバスは嶽温泉へ

16:11 嶽温泉着
16:25 嶽温泉発
17:13 弘前駅着
17:45 弘前駅発 → 青森駅へ

《八甲田山 登山ログデータ》
2 マゼンダ色の線は、当初ロープウエイを使って歩こうとしていたトレッキングルートで、実際に歩いたのは、深緑色の線で表されたルートである。





07:34 ホテルを出発
07:43 駅前のバス停にJRバスが到着
かやの茶屋(バスの休憩)
08:53 酸ヶ湯温泉着
09:04 登山開始
09:06 酸ヶ湯薬師前

10:33 仙人岱ヒュッテ分岐
10:35 八甲田清水
10:40 小岳分岐
11:16 鏡沼(かがみぬま)
11:25 大岳山頂
         山頂で8分ほど休憩
11:54 大岳避難小屋
        昼食(約17分休憩)

13:09 280段の木の階段
        下毛無岱の休憩所で約30分休憩
14:37 酸ヶ湯温泉着(登山終了)
16:45 酸ヶ湯温泉発

17:45 新青森駅着
18:03 青森駅着
20:20 高速バス 青森駅前発

《アクセス スケジュール》
第1日目
20:30 上野駅発 弘南バス パンダ号0102便に乗車 @6000(日曜日の料金は若干割高になる) 上野駅のバス停はここ

第2日目
5:30 弘前バスターミナル着
       朝食(駅の中に サンクス弘前アプリーズ店24時間営業)
7:10 弘前バスターミナル発 弘南バス(弘前~枯木平線に乗車)
7:48 岩木山神社前着
8:00 登山スタート
   登山ルートの資料(全頂制覇百名山より)
   岩木山観光協会提示の登山地図
・七曲
・鼻コクリ
・姥石
・焼止小屋

・種蒔苗代
・岩木山山頂
・リフト(下山)
・シャトルバス(八合目→嶽温泉)

15:00 岳(嶽)温泉着
16:25 岳温泉発 弘南バス(弘前~枯木平線に乗車)し 青森駅まで
17:20 JR弘前駅前着
17:45 JR弘前駅発
18:23 JR青森駅着
    夕食は、アパホテルの斜め向かいにある居酒屋『味菜や きはら

    宿泊:APAホテル 場所はここ)の禁煙部屋/朝食付き をWeb割 4700円 現地のホテルフロントで精算。

第3日目
7:00 過ぎに朝食バイキング
7:34 ホテルをチェックアウト
7:50 青森駅前発 JR東北バス(路線バス:十和田湖温泉郷(みずうみ2号))に乗車
8:44 ロープウェイ駅前着
8:55 酸ヶ湯(すかゆ)
温泉 @1340片道
9:04 登山スタート(コースタイム約4時間だが、昼食や休息で+1.5時間)
酸ヶ湯薬師前
・仙人岱ヒュッテ分岐
・八甲田清水
・小岳分岐
・鏡沼(かがみぬま)
・大岳山頂
・大岳避難小屋

14:30 酸ヶ湯温泉着
    酸ヶ湯温泉入湯(混浴千人風呂@600)
16:43 酸ヶ湯温泉発 JRバス東北 青森駅行きに乗車 @1340
17:49 新青森駅
18:04 青森駅前着
    夕食(居酒屋:きはら) 
20:20 高速バス 
さくら観光 KR702便(4列席)青森駅前 10番のりば @4410

第4日目
8:35 新宿駅西口 コクーンタワー前 着

《 GPS と 地図 》
GPS: Garmin GPS(eTrex 30)
地図: Japan RoadNavi 25000 v5 produced by UUD Co.,Ltd
__1← 酸ヶ湯温泉で入手した『北八甲田マップ』 紙面の周辺部の印刷が部分的に消えているが・・・大変参考になる。

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