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08/24/2014

雲取山登山と石尾根縦走

Dsc_2115天候不順なこの時期、金曜日~土曜日は登山に適した天気(てんきとくらす「雲取山」)との情報を信じて、前日の夜、雲取山荘を予約し、三峯神社→雲取山荘→雲取山→七ツ石山→奥多摩駅と縦走することにした。
三峯神社への道路は、今年(2014年)7月21日に発生した国道140号線の斜面崩落のため、バスは迂回ルートで運行されていた。そのため到着時刻は、午前10時50分を過ぎていた。三峰口から1時間15分もかかっている。
自家用車で来て、この駐車場に午前6時~7時に到着出来れば・・・、健脚な人で、夏場の日の長い一日なら、明るいうちに日帰りも可能ではないかと思ったりする。
三峯神社バス停に到着した際の上空は晴れていて、天候は晴れ間が続くとする予報通り推移すると思ったが・・・

Dsc_1970Dsc_1969終点「三峯神社」でバスを降りた後、バス待合所のスペースを借りて、バックバッグからカメラを取り出し、お腹が空いてきたので、コンビニで買ったオニギリを一つ食べた。
トイレを済まして、山道を歩き始めたのは11時頃になった。

最初は割合平坦だったがお清平からは、急に厳しい傾斜になった。空は曇っていて登山道には直射日光は無かったが、湿度が高く、風もないので、直ぐに汗だくになった。 汗は頭から噴き出し、巻いたタオルをびしょびしょにする。腕も背中も汗が流れているのが分かる。アンダーショーツも背中から流れた汗で濡れ、ベンチに座るとお臀の形がクッキリ残る。
Dsc_2054Dsc_2057白岩山の休憩場所にバックパックを下して水を飲んでいると、後ろから何かが近づいてくる音がした。その方向を見ると、一頭のシカが此方の様子をずーと見ている。僕はゆっくりとした動作でカメラを構え、そのシカを撮影した。登山客からの食べ物を貰う作戦らしい・・・
何も与えずに居ると、諦めたのか立ち去っていった。登山道からみられる範囲には他の山にあるような小さく可憐な高山植物は見られなかったのも、シカに食い尽くされていたようだ。

Dsc_2069Dsc_2070雲取山荘には、午後4時に到着。部屋は1階の端。8畳の部屋に一人部屋になった。乾いたものに着替えてNetを繋ごうとしたが繋がらないガラケーは繫がったが、FOMAは駄目のようだ。
午後5時頃から雨が降り出してきた。20分程の間降り続いた後、青空が見えてきた。

洗面所とトイレは寝室と食堂のある本館から10mほど離れた所にある。洗面所には、山水を噴出させており、勢い良く出てる。しかしそこは屋根が無いので、先ほどのように雨が降ると困るなぁ。 夕食は6時から、朝食は5時らしいから、 明日は早く出発出来そうだ。
汗で濡れた衣類を脱いで、ハンガーにかけ、乾いた衣類に着替えた。濡れた衣類は早く乾燥させたいと思い、乾燥室が無いかと聞いてみたが、余程の雨でないと乾燥室に火は入れないようで、部屋のハンガーにかけて乾かすようにとの事であった。湿度は高いようなので、朝までに乾くだろうかと心配になる。
部屋は窓を開けていると、涼しかった。 外を見ると、東の方角は部分的に青空が見えているが、山には雲がかかっている。 寝具は押入の中に入っている。でもどの寝具をどうやって使うのか、枕以外はよく分からない。


Dsc_2081夕食の献立は、ハンバーグ、ポテトサラダ、たまご焼き、山菜、味噌汁だった。途中一緒に歩いた長野県から来たという女性と相席になった。彼女は食事が終わったら直ぐに山頂に向かうとの事、私も同行しようかと考えたが、上空の雲は未だ厚く、見晴らしは期待できそうに無かったし、ご飯が美味しくて、ご飯のお代わりを要求したら、最初より多かったので、食べ過ぎて動きたくなくなった。

「明日のお昼弁当を頼まなくては!」と思いつつ、部屋でラジオを聴いていたら時間が経ってしまった。
午後7時頃に、弁当を頼んだら、もう仕込みが終わった後なので、駄目ですと断られてしまった。これでは、エネルギー消費の多い鷹ノ巣山登山は避けて、まき道を通るルートで奥多摩駅を目指すしかない!

明日は大気の状態が不安定との事。 ネットが繋がらないので、細かな気象の変化が掴めない。
開き直って寝ることにした。畳の上にマットを1枚ひき、その上に毛布をひいた。掛け布団は、1枚で寒くは無かった。大きくはないが、二階の部屋で話す声が聞こえてきて眠れない・・・、午後8時過ぎになって話し声も聞こえなくなり、自然に眠りについた。しかし、およそ2時間毎に目が覚め時計を見ていた。

土曜日 午前4時、目が覚めた。日の出時刻をGPSで確認すると、午前5時8分である。食事をしてからご来光は、無理な時間だ。外は、小雨が降っているような音がする。「これでは、ご来光は、臨めないだろう。しかし、山荘を出発する頃には晴れるだろうか?」と寝床の中で 外の状況を想像する。
ちょっとお腹が空いてきた感じがする。朝食は5時だ。今日のお昼は、お弁当が無いから、途中でお腹が空きそうだ。おにぎりを作って貰えると助かるが…、も一度相談してみよう。
天候は急変するだろうか?下山ルートをどうするか?最短ルートで下山する場合は、傾斜が急な場所を通るので、傘は使えないだろう。当初のルートは、距離は長いが傘が使える筈と思った。でも一眼レフカメラによる写真は、諦めなくてはいけなくなるのか・・・。

昨日着用した衣服の、乾き具合はどうかと触ってみると、完璧には乾いていないし、冷たい。 パンツは大丈夫そうだが、冷たい長袖のTシャツはちょっと着たくない。乾いた半袖のTシャツを着て、最初は少し涼しいかもしれないが、その服装で歩くことにした。
「4時40分になったら、寝床から起きて、寝具を畳もう!」もう少しの時間布団の中で・・・

下山ルートを調べるために、スマートフォンの地図で現在位置を確認しようとした・・・、Googlemapには、雲取山が表示されていない! 通信が繋がれば、当然見られるのだろうけれど・・・。やはり、紙の地図は必要だ!今回、荷物を軽くするため Oregon650は、自宅に置いてきてしまった。これも敗因の一つか・・・。

朝食の際に、お弁当のことをもう一度お願いしてみた。厨房担当の方と相談してくれて、何とか作ってくださった。三峯神社から上ってきた時間から、奥多摩駅までの時間を予想して貰った。その時には「お弁当は必要無いかも知れないですよ」と言って下さった。

Dsc_2095GPSで日の出時刻を確認すると、5時8分であった。食堂のドアの前に、日の出時刻が表示されていたが、確か午前5時58分ぐらい時刻になっていた。誰かが勘違いして表示したのか?ご来光を見たい人が信じていたらきっと見られなかっただろう。 僕は、日の出時刻の少し前に洗面所で顔を洗い、高台から日の出方向を見た。日の出前の朝焼けが綺麗で、月も未だ見えた。

食堂に向かうと、長野から来た女性は、朝食は弁当にして貰い、下山ルートは三峯神社に降りるため、荷物は山荘に置いて、これから山頂に向かうところだった。僕は朝食を手早く済ませ、購入したお弁当とポカリをバックパックに詰めて、山荘を後にした。

NHKラジオの気象情報では、関東各地で落雷と集中豪雨の可能性があるとの情報が流されていた事と、上空の雲の流れの変化を見ながら、いつもより早い速度で奥多摩駅を目指さねばと意識していた。

雲取山の山頂までは、約20分かかった。山頂に到着すると、彼女は方向指示台に上がって周囲の山々を眺めていた。山歩きが本当に好きな人のようだった。確かに眺めは素晴らしかった、雲がもう少し少なければ・・・
Panorama_1_from_ishione_of_mt_kumotDsc_2124彼女は未だ台の上に立って山々を眺めていたが、僕は数分山頂に留まったものの、失礼して先を急いだ。
山頂から少し降りた避難小屋から続く石尾根縦走路の上からも素晴らしい景色を見ることができた。(パノラマ写真の右にある小屋は雲取山の避難小屋、左は雲がかかっているが、富士山である)
雲取山の山頂からの石尾根縦走路は、主に下りのスロープが続く見通しの良い尾根道がしばらく続く。右手に富士の山頂にかかる雲の変化を見ながら歩いた。

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Dsc_2193Dsc_2194Dsc_2204途中、鴨沢への分岐で、こちらに降りようかとも考えたが、天気の状態からして、まだ行けそうだ・・・と、石尾根を頑張って歩いた。




Dsc_2207七ツ石山まで来た。
頑張って早く歩きすぎて足の親指に豆を作ってしまったようだった。






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Dsc_2257Dsc_2261鷹ノ巣小屋で靴を脱ぎ、親指にできた豆の状態を確認して、救急セットに入れていたバンドエイドを貼り付けた。
鷹ノ巣山に登ってから降りて行こうと考えていた目論見は、足の指に豆ができたことで、脆くも崩れ去ってしまった。
鷹ノ巣山は、山頂に寄らずまき道を通ったが、木立の枝の高さが低く常に頭を下げて避けるように歩いた。


Dsc_2279自分の微かな記憶では、あまり悪い道は無かった筈だったが、奥多摩駅に近づくにつれて雨天時川になるV字型の溝を歩く場所が数か所あった。土は粘土質で滑りやすく、ぬかるみになっていたところもあって、土手の上を注意しながら降りた。





Dsc_2289雲取山荘を午前5時半に出発し、奥多摩駅交差点に到着したのは、丁度12時ごろになった。タイミング的に、途中でゆっくり休み、弁当を開いて食べる場所も余裕も無かったが、無理を言って作って戴いた弁当を食べる機会を逸していた。





Dsc_2292Dsc_2294濡れた身体の汗を洗い流そうと、「もえぎの湯」に向かった。場所は駅から少し離れている。国道を歩く方が距離は短いが、吊り橋を渡るつもりなら、大岳山登山口の方へ行く橋を渡って行くのが良い。横断歩道が引いてあるところを少し進むと左手に吊り橋と「もえぎの湯」の看板が見える。



《トレッキング行程結果》
Photo22日: 移動距離 10.6km (経過時間 4:59:30)
23日: 移動距離 20.6km (経過時間 6:34:36) 奥多摩駅交差点まで
合計 移動距離 31.2km、経過時間 11:34:06
GPS:Garmin eTrex30 で記録
地図:UUD Japan Digital Road Map Navigator and Topo 10m for Garmin GPS V5 を使用
(添付地図は、それを使った表示。 左上側:三峯神社、右下側:奥多摩駅)

GPSログデータ: 「current_track__22_aug_2014_10_57.gpx」をダウンロード


 
8月22日(金)
09:35 三峰口バス停(発)
10:46 三峯神社バス停 到着
        お腹が空いていたのでお握りを食べ、出発準備をして・・・
11:01 登山口 (登山開始)
11:49 炭焼平
12:13 地蔵峠
12:21 記念碑
12:22 霧藻ヶ峰 (h=1523m)
    休憩
12:40 お清平 (h=1450m)
    ここから登り坂勾配が更に急になる
13:23 前白岩の肩
13:40 前白岩山(h=1776m)
14:07 白岩小屋脇
14:36 白岩山(h=1921m) 山頂
    休憩中に 一頭の鹿が現れる、食べ物を求めてか?
15:38 大ダワ
        ここから女坂を上る
16:00 雲取山荘(到着)
    18:00 夕食、20:30 消灯

8月23日(土)
         04:00 起床、05:00 朝食
05:27 雲取山荘(出発)
05:50 雲取山(h=2017m) 山頂
    ここで景色を見て、記念撮影 5:58出発
06:00 雲取山避難小屋 脇
07:03 七ツ石山(h=1757m) 山頂
08:31 鷹ノ巣山 まき道を通って・・・
09:45 六ツ石山 まき道を通って・・・
12:01 奥多摩駅 信号
    日帰り湯ができるとのことで玉翠荘へ行くが、「終了しました」とあり、
        「もえぎの湯」に向かったが、場所が分からなくなって行ったり来たり、やっと橋渡り・・・

12:13 吊り橋 この後登り階段
12:18 「もえぎの湯(立ち寄り湯)」到着


《情報》
三峯神社へのバスアクセス:西武観光バスなので、SUICAカードが使える。
  道路が斜面崩落の影響で迂回路を使って運行されているので、交通量にも依存すると思うが、私が行った22日(金曜日)には+25分ほどかかった。

雲取山荘での電話アクセス:ガラケイのDocomoはフロントのある場所では使えたが、部屋ではダメ。スマートフォンは全く通信できなかった。

雲取山荘:電話番号 0494-23-3338

《所持品》
①GPS:Garmin eTrex30
       今回は重量を減らそうと、これだけを持参したが、道を外れた時のリカバリー策を探るためには、バッテリの持ちは良くないが「やはりOregon650を持参すべきだった」と反省した。
②ラジオ:SONY XDR-63TV (電池込約91g)
をバックパックのウエスト部のポケットに入れてNHK第一放送を聞きながら歩いた。定期的に気象情報を流してくれるのは良かったが、歩き始めからゴール地点まで、流されていた情報の変化は何もなかった。
しかし、近場で雷が発生していると「ガリガリ」「バリバリ」という雑音を発して知らせてくれるので、雷検知のための良い方法ではないかと思った。
③携帯電話、スマートフォン
④ヘッドライト:Petzl TIKKA PLUS 2
⑤折り畳み傘:Lifeventure (片手で開閉できる折り畳み傘)

⑥救急セット(バンドエイド、テープ、消毒薬、ナイフ、目薬、胃腸薬、芍薬甘草湯)
⑦着替え(当日の夜用部屋着上下、翌日トレッキング終了後の着替え、アンダーショーツ、靴下)
⑧手袋
⑨救急食
⑩水、スポーツ飲料:合計で 1.5リットル
⑪タオル
⑫帽子
⑬カメラ(一眼レフ D800+24/85) 
⑭スマートフォン充電用バッテリ&ケーブル、乾電池(単3、2本;単4、3本)
⑮バックパック:MILLETのSAAS FEE Ⅱ30 を使ったが、暑くて汗も大量にかくので、バックパックの中の荷物を汗で濡らさないためにも、deuterのFutura Pro36 方が良かったのかも・・・

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