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11/18/2013

仁和寺から十津川温泉 日本一長い路線バスの旅 (2日目)

世界遺産「仁和寺」の宿坊で目覚めた。宿坊の部屋の中には洗面所やトイレ、簡易風呂が無いので、あたかも会社の寮か、保養所の部屋にいるような雰囲気がある。外は早朝から雨が降っている。
Dsc_0633 Dsc_0635 今日は、朝食も摂らずに出発しないといけないので、部屋へ置き忘れた物が無いかなど、パッキングを確認し、バックパックを持ってチェックアウト。受付で午前7時10分にタクシーに来てもらうようお願いして、駆け足で国宝の金堂に向かい、朝のお勤めに参加した。
パッキング確認などに手間取り、お勤めの開始時刻にちょっと出遅れてしまった。
高僧の有り難いお話に耳を傾けつつも、頭の片隅には常に出発時間を気にしていた。今日は、近鉄大和八木駅から出発する奈良交通のバスは、本数が少ないので乗り遅れないようにしないと・・・、また、僕が組んだタイムテーブルも、たっぷり余裕時間があるわけではない。
お勤めが終わって宿坊に戻ると、既にタクシーは玄関前に到着していてくれた。雨もまだ降っている。ワンコインでJR円町まで行けること、歩こうと考えていた時間短縮でも、このタクシー利用は正解だった。

JRを使って京都駅までゆき、京都駅からは、近鉄線で大和八木駅に移動する。京都駅のコンコースの中で、車中で朝食を摂るためのサンドイッチを買い、コーヒーはillyで購入。徐々に空いてきたお腹に、サンドイッチと温かいコーヒーがすごく美味しかった。

奈良交通のバスチケットは、大和八木駅で購入する予定にしていた。駅前にあるはずの奈良交通の事務所で購入しなければならない。チケットの売り場はすぐに分かるだろうと、甘く考えて、調べていなかった。ところが京都駅で電車の到着が遅れ、それが尾を引いて、大和八木駅到着時間は、約6分遅れてしまった。

余裕時間が少ないので、駆け足で駅を降りて、奈良交通の事務所を探そうと周りを見渡すが、それらしい場所が見当たらない。焦った!焦った!
バス停に停まっていた奈良交通のバスを見つけ、運転手さんに事務所の場所を聞いて、確認した。僕は、奈良交通の事務所がある側とは反対側の場所に居た。急いで事務所に向かい、チケットを購入した。バスの発車まであまり時間がない。「昼用の駅弁を買いたい!」と売店を探すがそれらしいショップが見つからない。


Dsc_9286Dsc_9288お弁当を買うのはあきらめて、座席を確保するためにも、慌ただしくバスに乗車。バスは、日本一走行距離の長い路線バス(近鉄大和八木駅~JR新宮駅)なので、座席指定はない。いい写真を撮りたい、いい席に座らないと、・・・と思ったが・・・・・。でも、外は雨。
バスのガラス窓は内側から曇ってしまい、シートも高さが低いので、良い写真を撮ることは難しかった。 (左のバスの写真は、五條駅で20分の休憩の際の写真。この間にトイレを済ませ、お弁当を買いに走った!)


Dsc_9290 Dsc_9291 Dsc_9296バスに乗車すると、十津川役場までの間で、途中2か所で夫々15~20分間の休憩があること説明があった。最初の休憩場所は、五條なので、その近くで昼食のための「柿の葉寿司」の本店があると乗務員から教えてもらった。そこで、柿の葉寿司をランチ用にゲット。

バスは、路線バスであることから、乗車してしばらくの間は、ほぼ満席の状態であった。


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Dsc_9338 所々で、崩落などに強い、Dsc_9341新しい道路を作っている。







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Dsc_9440Dsc_9446 谷瀬(たにせ)のつり橋 に到着した頃には、雨も小降りになってきたので、つり橋のほぼ中央まで行って戻ってきた。つり橋の長さは297m国内有数の長さだ。足場は滑りやすい薄い木のボードで、揺れもあり、川の水面からの高さ(54m)もあるので、スリリングな感じが味わえる。
つり橋から見る河岸の景色は、部分的に紅葉が始まっていて、趣きのある彩が綺麗だった。


Dsc_9547 バスに戻り、五条で買った柿の葉寿司を頬張った。寿司のネタは鯖とサーモンの2種類あって、その色でも目を楽しませてくれた。





バスは、次第に山深く入って行き、集中豪雨で崩落した山肌の修復工事や、新たな道路建設が行われている現場を見ながら十津川温泉の方向に向かって進んでいった。山の崩落などの影響で、綺麗な青い色の筈の十津川の河川が、カーキ色に濁っている。この色が青い色に戻るには、数年かかると言われている。


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十津川温泉ホテル昴が、この日の宿になるが、まだ時間も早いので、途中の十津川役場で途中下車し、民俗資料館と道の駅に立ち寄ることにしていた。

Dsc_9619 Dsc_9647 Dsc_9628 民俗資料館は、過去にあった集中豪雨による山の崩落のため、住民の多くが北海道に移住したこと、年貢も納められないほど貧しい生活を送っていた人たちの暮らしなどの記録が残されていた。勤王の志が高い十津川郷士。歴史に名を残す多くの著名人も輩出している場所である。



Dsc_9655  Dsc_9665 Dsc_9667 100mほど離れたところに道の駅があり、ここで十津川の梅干と十津川村の柿、よもぎ餅を買った。よもぎ餅をここで食したいと尋ねてみると、お茶をサービスしてくださった。しかも、この地方の名物の一つの「ゆうべし」付きで・・・。これはチーズに合うらしい。餡子入りと思い込んで買った「よもぎ餅」は、中までしっかりと餅が詰まっていた。
それほど広くない店内のお土産品をいろいろ眺め、次のバスの到着を待った。



Dsc_9694 役場の裏手には川が流れており、小さな滝が川に注いでいるのが見える。背景に見える十津川村の山々と川の流れが、心地いい。ここから、十津川温泉まで行って、さらに十津川温泉ホテル昴まで、今日の移動はあともう少しだ。





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Dsc_9761 Dsc_9773 Dsc_9772 十津川温泉駅(バス停)に到着。ここで20分ほど小休止のあと、新宮に向かって出発する。明日の朝は、此処から玉置神社行きのバスが出発する。




Dsc_9783 Dsc_9784 Dsc_9788 奈良交通の路線バスは、十津川温泉から少し入り込んだ場所にあるホテル昴(源泉100%かけ流しの湯)にも立ち寄ってくれる。




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十津川温泉ホテル昴の中、なかなか雰囲気があって良いですよ!ロビーには十津川警部のシリーズ物がずらりと並べてあった。




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夕食の献立は、なかなか食材が豊富で楽しめた。
鮎の塩焼き、大和牛タタキもある。「むこだまし」もある!




翌日の午前中は、玉置神社参拝を十津川役場の総務課に申し込んでおいた(十津川温泉から玉置神社までのバスは、土・日のみ運行される)が、ホテルで朝の行き方を相談すると、ホテルからマイクロバスを出してくれて、十津川温泉バス停まで送って貰うことができた。

ホテル昴は、インターネットで一番お得な部屋条件のものを選択したが、食事は品数も多く、美味しいものだった。
翌日の登山時のランチをどうしようかと食堂の人に相談すると、めはり寿司(高菜で巻いたおにぎり)ランチを作って貰えることになった。


Key Notes  
場所: 京都仁和寺の宿坊から 十津川温泉ホテル昴まで バスで移動
日付: 2013年11月15日(金)
天候: 雨のち曇り
 

資料
仁和寺宿坊「御室会館」:http://www.ninnaji.or.jp/syukubou/
八木新宮バス:http://www.narakotsu.co.jp/rosen/yagi-shingu/index.html
十津川温泉ホテル昴:http://www.hotel-subaru.jp/
玉置神社:http://totsukawa.info/joho/kanko/5tamaoki_shrine.html
近畿日本鉄道路線図:http://www.kintetsu.co.jp/railway/rosen/A50001.html

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