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11/19/2013

熊野古道 小辺路を歩く (3日目)

玉置神社に参り、十津川温泉のバス停に戻ってきた。もう午前11時を過ぎている。これからすぐに歩き始めても、この時間では、1時間以内にお腹が空いてくる。それに、小辺路の山中、どんな場所で昼食が摂れるかわからないので、バスの待合室で少し早目の昼食を摂ることにした。ここなら、手も洗えるし、弁当のゴミを捨てる箱もある。
Dsc_0228 弁当は、ホテル昴にお願いして作って貰った「おにぎり弁当」を頬張る。高菜の漬け物の葉で「おにぎり」が巻いてあり、ご当地の特製。高菜の歯ごたえがあり、初めての食感。エビフライと卵焼き、ちょっと煮物が入っていました。美味しかったです。腹ごしらえが済めば、いよいよハイキング開始!




Dsc_0232Dsc_0236 Dsc_0242 当初の予定通り11:30に出発できた。バス停の傍の橋を渡り小辺路の登山口に向かう。

登山口から急な階段が待ち受けていた。



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しばらく歩くと、果無村落に入った。外の洗面場所のようなところに、山から引いた石清水が流れている。写真を撮ったりして見ていると、家の中からお婆ちゃんが出てきたので「水を飲ませて戴いて良いですか?」と聞いてみると「どうぞ飲んで」と言われ、一口戴いたが、都会の水と違ってほどほどに冷たく、美味しかった。


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その集落から少し登ると、世界遺産の碑と路線バスが停まる舗装路がある。
世界遺産の碑と果無集落を背景とした風景は、旅行雑誌や、ポスターにしばしば使われている光景だ。歩くことに労力を使いたくないが、是非この光景を自分の目で見たい人は、バスやタクシーで傍まで来ることが出来るし、十津川温泉までは下り坂。うってつけのアクセス方法だろう。


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舗装路を横切り果無峠に向かって登る。次の目的地は観音堂だ。目印となるポイント毎に調べておいた時刻と現在時刻を比較すると、なんと50分も遅れている。計画は、果無集落あたりで昼食をとる計画にしていたが、昼食の時間は長くとっていないので、時間を挽回することは難しい。
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果無峠まで、なるべく早く歩こうとしたが、果無峠の到着時刻は、50分遅れのままで短縮できなかった。鎖場やロープを使って歩く所は無いが、勾配の急な坂道が延々と続くので、意外にタフな登山道である。

Dsc_0356Dsc_0364Dsc_0379果無峠までの山道は、周囲の木立に阻まれて、周囲の見通しがあまりよくない。峠は少し開けた場所であるが、それでも周囲の見通しはない。 



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峠での休憩もそこそこに、下り道を急ぐことにする。このまま時間が短縮できないと、歩いて熊野本宮大社に時間通り到着することは不可能だ。となれば、時間計画通り歩けなかった場合のハイキング計画に変更する必要がある。
不安だったのは、この登山道を降りたところにあるバス停留所に、バスが何分に来るか? が事前に確認できていなかった。

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下りは、所々に十津川が見える景色のよい場所が有って、そこでは下り坂で足元に集中していた神経を時々休めることができた。


Dsc_0491Dsc_0500Dsc_0512十津川沿いのバス通りに下りると、すぐにバス停が見つかった。バス停まで急いで行き、バスの時刻表を確認した。
幸いにも、バスは約5分後に到着予定であった。しかし、このバスは奈良交通のバスではない路線バスであることと、ここを通る奈良交通の路線バス全線で使える乗車券を購入済みであること、また、新宮到着時刻には余裕があるので、道の駅までこの路線バスを乗り、そこで奈良交通のバスに乗車することにした。


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次の奈良交通のバスが道の駅に到着するまでは、約50分の時間がある。道の駅でトイレ休憩することにした。


Dsc_0523Dsc_0528Dsc_0529道の駅には、いろいろ珍しいものがあった。山道を歩いておなかも少し空いていたので、この道の駅では土曜日のみ販売のヨモギ餅を購入し戴いた。皮の部分は完全につぶれていないもち米の感触があって、中は粒あんで、ほどほどの甘さだった。
もう、重いリュックを背負って山道を登ることは無いので、この地方の梅を使った熊野山里梅酒を購入した。

しかし、当初予定に対して50分も違ってしまったのはなぜだろう?
調べてみると、検討のベースにしていたpdf地図に2つの問題点があるように思う。
①距離と時間を表した図で、昴の郷から果無集落、果無集落から観音堂の間の時間が相当に短いように思う。果無集落から観音堂まで、60分と書いてあるマップもあるし、80分と書いてあるマップもある。私は、重い荷物を背負っていたこともあり、74分かかった。計画では、60分のマップを甘めだと思って、頑張って50分で歩けると思っていた。
②柳本橋からとしたものに対して、僕は十津川温泉のバス停を基準と考えたので、この時間の差が約25分ほどあった。
結果的に、約50分の差が生じていたことになる。


Dsc_0542そのために、今回も熊野本宮大社まで歩くことができなかった。また機会を改めて参りなさいということなのだろうと思った。この時期は、日没時刻が早いため、午後4時頃になると山中の道はかなり暗くなるだろう。奈良交通の最終バスに乗れなければ、新宮からのJRにも乗れない可能性が出てくる。
その内容から考えて、この時間の誤算が、無理して熊野本宮まで歩くのではなく、バスに切り替えるという判断をさせ、旅行の行程を安全側にすすめるよう働いたと思っている。



Dsc_0549Dsc_0550Dsc_0559バスは順調に走行して、今春に乗車したポイントを通過し、時間通りに新宮駅に到着した。

JR駅で先ず本日の最終目的地までの切符を購入し、電車の発車までの時間で近くの鮨屋に入り、春に食べたと同じマグロ丼を注文して食べた。おなかが空いていたこともあったが、ヅケにしたマグロを載せた丼は、美味しかった。
店の来客が多く、運ばれてきた時間も遅くなってしまったので、電車の発車時刻を気にしながらの夕食になった。


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新宮から白浜を通り、大阪方面に向かうこの電車は、各駅停車で、目的地の日根野まで途中1回の乗り換えを含め、約4時間の旅である。シートの下にヒーターがあって、食事後の満腹感でじっと座っていると眠くなってくる。

目的の日根野駅に到着。電車は今日ここまで。時刻は深夜12:15。翌日になってしまった。駅のすぐ南にあるホテルに向かう。
予約を確認し、部屋に入った。シャワーを浴びて、布団に入ると間もなく寝てしまった。

ハイキングルート
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地図: Garmin GPS(eTrex 30) + Japan RoadNavi 25000 v5 produced by UUD Co.,Ltd


Key Notes
 
場所: 十津川 果無峠
歩行日: 2013年11月16日(土)
天候: 晴
距離:十津川温泉バス停~果無峠~八木尾バス停 GPS記録:10.8km
所要時間: 4時間41分 

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